風とみどりに! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

秋の飛鳥路、石舞台から高松塚

2015-10-01 | おでかけ(懐かしい仲間たちと)
明日香村のシンボル、石舞台古墳は緑の中にどぉんと座っている。

七世紀時代の横穴式石室、曽我馬子の墓ではと言われている。


石のすき間から石室の中を覗き見る、


中に入ってみると、石の大きさが実感できる、
すごい迫力、崩れたら・・・大きい天井石は重量77トン、
重機のない時代、古人の土木技術に感心します。


高松塚古墳周辺地区も緑がいっぱい、
爽やかな秋風が心地よい散策コース。
高松塚壁画館では、1972年発見された壁画のレプリカが展示されている。
当時の興奮した報道が思い出される。
本物は見られないが、レプリカを作成された方々に敬意を。


秋の草花が風に揺れる、萩やさし。

白い花の萩も、

足元にかわいいナンバンギセル、ススキに寄生しているのかな?


矢羽ススキ、ここでお月見出来たらいいだろうな。


飛鳥歴史公園、ゆっくり散策したい路、
時の流れに色渋く、それでいて色あせず鮮やかに飛鳥が輝く。

壁画は劣化が激しく保存に様々な対策が取られているようだが、
飛鳥のロマン的観点からの私の思いは、
古墳は被葬者とそれを想う人々のもの、
想う時が少しずつ遠のき、自然に薄れていく、
時々鮮やかによみがえり、いつか消えていくもの。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈良法隆寺、修学旅行気分で

2015-10-01 | おでかけ
修学旅行でにぎわう秋の日、世界文化遺産法隆寺を訪ねた。
飛鳥時代、推古15年(607年)聖徳太子によって建立された寺院。

迎えてくれる南大門は室町時代に再建されている。

門入口の鯛石、「大和川が氾濫してもここまでしか水は来なかった」
と水害から寺院を守っいる敷石。


金堂、五重塔は1400年の年月の重みを伝え堂々と、
金堂には釈迦三尊像、薬師如来座像、阿弥陀如来座像などが安置されている。


宝輪には2メートルもある大鎌が4本刺さっている、
雷をよせつけず大風を切るという、雷よけのため。


塔を支えるのは、お猿さん?


金堂の南側軒下には昇り龍、北側は降り龍。


あふれる子供達の姿に、
はるか遠い日が思い出される。

今日の旅は、勤めていた会社の旧友会の集い、
バスを連ねて私たちも修学旅行、
懐かしい仲間とのおしゃべりに夢中で、
2列には並んでも、ガイドさんの言うこと聞いてない困ったさん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする