風とみどりに戯れて! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

藤城清治「光のメルヘン展」

2016-05-08 | おでかけ
奈良県立美術館、藤城清治「光のメルヘン展」に行ってきました。
緑がまぶしいいいお天気、最高のお出かけ日和。

テニス仲間からこの展示会のことを聞いて、
「Mちゃんと一緒に行こう」とゴールデンウイーク最終日を選びました。
Mちゃんはメルヘン大好き、きっと瞳を輝かせるはず、
娘も藤城さんの影絵は「小さい頃よく見ていたから行きたい」と。

開館を待つ位早くに着きました、
思惑通り、人も少なくゆっくり楽しめました。

可愛い小人さんに出迎えられてスタートした展示会、
繊細で幻想的な藤城さんの作品、次々と見たい思いと
ゆっくり足を止めて見入りたい思いが交差する・・・
特に水を使った展示は素敵、水面に揺らぐ光と影に引き込まれる。

Mちゃん、Nちゃんも大喜び「美術館は静かにお口閉じて」の約束を忘れ
「おばあちゃん来て来て!」と好きな作品を見つけると大はしゃぎ。
影絵シアターでは「影絵の秘密見つけたよ!」と
スクリーン裏のセットとスクリーンを行ったり来たり、
一人でゆっくり見たいとも思ったけれど、連れてきてよかった。

グッズコーナー、素敵なリトグラフは高すぎて手が出ません、
ジグソーパズルでゆっくり余韻を楽しむことにしました。

私が選んだのは「風の中の白いピアノ」
この作品は鏡を使った展示で、観覧車や虹が完成し拡がりを見せていました。

Nちゃんは今回のメイン作品「生きるよろこび」を離しません、
300ピース、パズル得意だけれどちょっと難しいよ。

Mちゃんは可愛いカードをチョイス、


5月8日、今日は母の日、
娘からのプレゼントは「ぶどう酒びんのふしぎな旅」でした。
この本は藤城さんの初めての絵本を60年ぶりにカラーに描き下ろしたもの、
素敵な思い出の一日、大切な一冊になりました。


「暮らしの手帖」を長年愛読していた時期がありました。
結婚のお祝いに「暮らしの手帖」年間購読をプレゼントしてくれた友が二人もいて、
出版社にお願いして二年分に変更していただいたことを思い出します。
そこで藤城さんの作品に出会いました。
お話の内容よりも、あのシルエットが印象に残っています。
娘も「いつも家にあったから、懐かしい」と言います、
孫たちの心にもこの素晴らしいシルエットを残して欲しい。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして (ノンピ)
2016-05-09 23:14:58
初めてお邪魔致します。

藤城清治さんの作品は、僕も以前から好きでした。

書籍やネットで見るよりも現物は素敵だったでしょうね。

水を使った展示…想像しただけでうっとりします。笑

皆さんでお出かけして楽しさも倍増ですね。
返信する
ノンピさんへ (笑ばあちゃん)
2016-05-09 23:46:05
コメントありがとうございます。
孫たちはすごく喜んでくれて良かったのですが、
私は藤城さんの世界に酔いきれませんでした。
「もう一度出かけたいな」と思っています。
返信する

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