おじいちゃんのモクレンは70歳近くになるでしょうか?
二十歳過ぎ頃に愛知県からバイクに積んで苗を運んだそうです。
当時植えられたモクレンは皆、空を覆うほどに大きく育っています。
その中の一本、家の横でシンボルみたいだった木が枯れました。
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緑の山に寒々と立ち枯れたモクレン、さびしい姿です。
今年の春訪ねたのは、ハクモクレンの花が終えた時でした。
古いアルバムからこの木の雄姿を探しました。
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花木の枝を切って出荷するために植えられたモクレン。
ところが、木が育った頃には花木人気が冷めて、
運よく枝を切られることがなかったのです。
おじいちゃん達の愛情をいっぱい受けてこんなに大きく育ちました。
でも、どれだけ愛情を注いでも叶わぬこともあります。
おじいちゃん達が花を見上げるように、
モクレンもおじいちゃん達家族を見守ってきたんでしょうね。
おじいちゃん達に子供や孫が増えたように、
モクレンにも子や孫世代がたくさん育っています。
人の人生と関わりながら一生を終えたモクレン、幸せだったでしょうね。