「ひろしまCDC」の設立は2013年。
直接のきっかけは2009年に発生した新型インフルのパンデミックでした。
専門的な司令塔機能を果たす組織として、
広島大学・医師会・県・保健所を持つ市(広島市など)が協議して立ち上げました。
平常時は専門研修や訓練、ネットワークの構築、医療体制の整備などを担い、
パンデミックのような重大事案が発生したときは
専門スタッフが迅速かつ正確に情報分析や公表を行ったり、
特別疫学機動班を現地に派遣したりします。
こういった専門組織が通常から動いているなんて、広島県民にとっては心強い限りですね。
実際新型コロナ禍の時もその強みが発揮されていて、
例えば全国に先駆けて唾液検査協力医療機関が整備されたりしましたし、
G7広島サミットでも感染症対策強化が比較的スムーズに行われたそうです。
いや~、素晴らしい。正直羨ましい。。
一同、ため息をつきながら広島県庁を後にしました。
一泊二日で慌ただしいスケジュールでしたが、
蒲郡市・広島県ともに盛りだくさんで非常に充実した視察となりました。
長い移動時間も互いの自治体の情報交換に花が咲いて、これはこれで大いに収穫がありました。
これを各々持ち帰って、どう我がまちの施策に活かしていくか。
引き続き連携しながら切磋琢磨していきたいな。
最後の写真は、今回唯一寄り道した平和記念公園にて。
海外の方が大勢訪れていました。