市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

誰一人取り残さない?

2022-09-13 | 障がい者
写真は、9月7日に登壇した代表質問の時の様子です。


録画はこちらからご覧になれます^^  市原市議会 議会中継
私の質問は35分くらいからになります。


******今日は、私が委員を務める総務常任委員会で、7本の議案を審査しました。
その中に、
医療的ケア児が小中学校に通う際の配慮について審議するための、第三者委員会を設置する
という内容の議案がありました。
実際に、来年度初めて4名の医療的ケア児が市内の小学校に入学する予定だそうです。
そのための準備ですね。

「配慮」とは、具体的には主に看護師さんの配置をどうするか、ということのようですが、
他にも、登下校時も含めて安心して学校生活を送ることができるように学校側にアドバイスしたり、
またちゃんと配慮ができているかどうか、継続的にチェックするといった役割も、
期待したいと思います。

それは良いとして、私は学校だけではなく、
市立認定こども園の入園の際にも、こういう仕組みが必要だと思うんですよね。
もっと言うと、配慮以前の問題として、医療的ケア児をちゃんと受け入れてほしい。

実は別の資料を見たら、「入園の対象となる子ども」の条件に、こんな文言が書いてあったんです。
他の子どもとの集団による教育・保育の活動が可能な子ども

・・・こんな条件を出されたら、
その時点で入園を諦めてしまう保護者も相当多いのではないでしょうか。
障害者差別解消法によって障害の有無で差別しないよう定められているはずなのに、
さらにさらに、市は「誰一人取り残さない」なんて謳っているのに、
まだこんな門前払いのような条件を出しているなんて・・・。

私事ですが、
ウチの長男もこの理由で市立幼稚園に入園できなかった過去があります。
もう四半世紀も昔の話です。
その頃と何も変わっていない。

そんなことも脳裏をよぎったせいか・・・今日の審議は、また厳しい口調になっちゃったかな(^^ゞ


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