市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

消防出初式

2012-01-16 | イベント
1月15日は、新春恒例の市原市消防出初式でした。
会場は山田橋の総合防災センターです。

ずらりと並んだ消防車


きりっと冷えた空気の中に響き渡る太鼓の音から、式典は始まりました。

入場行進

消防隊員のユニフォームのオレンジは、煙の中にいても目立つ色なのだそうです。
寒さも忘れてうっとり見とれてしまいました。。

鳶職人伝統の梯子乗り


最新式の梯子車による消火デモンストレーション


会場にはちびっこ達も大勢来ていて、みんな目を輝かせながら見入っていました。
でも、ちびっこ達以上に興奮していたのは、何を隠そうこの私だったかも(^_^;)

思い返せば昨年は、
6月に市議に初当選してからというもの、初めての議会で救急問題を取り上げた際の聞き取りを皮切りに、救急症例検討会や意見交換会の傍聴、消防実践訓練見学など、消防局には勉強させていただく機会が多かった半年間でした。

好きな相手のことはもっと深く知りたいと思うのが乙女心ですから(笑)、
今年も昨年以上に現場の実態を勉強して、市原市の消防救急体制の向上への一助としたいと思っています。

福島からの避難 鴨川青年の家へ

2012-01-14 | お知らせ
今日は、鴨川市の「鴨川青年の家」へ行ってきました。
現在こちらには、福島原発事故によって避難を余儀なくされた福祉施設の知的障がい者205名が暮らしています。

朝7時、市民ネットのメンバー4名とともに、全国から好意で届けられた紙おむつを車に積んで、いざ出発。


鴨川青年の家。2時間で到着しました。
宿泊ができる県立の教育施設ですが、ご覧のように、海沿いのとても風光明媚な場所に建てられています。


避難されてきた皆さんは、社会福祉法人福島県福祉事業協会が所有する各施設を利用されていました。ほとんどの施設は、福島第一原発から10キロ園内に位置していたそうです。
事故以来、体育館などの一次避難所では障がいが理解されず、一般の避難者と一緒に暮らすことが困難となり、避難所を転々とせざるを得ませんでした。県に相談しても全く相手にされず、民間のボランティア団体や亀田総合病院の尽力で、やっと現在の場所に落ち着いたのだそうです。
「障がい者への支援は常に後回しにされている」と、私たちに説明してくださった「おおくま共生園」の秋元施設長は、たいへん憤っておられました。

日本は、戦後ひたすら経済の発展や便利な暮らしを追求し、世界でもトップクラスの先進国の地位を確立してきました。
でも、ひとたび大きな災害が起きた時に、真っ先に弱い立場の人間がないがしろにされる、こんな社会が本当に豊かな社会と言えるのでしょうか。
今回の震災や原発事故は、日本社会の脆弱さをあぶりだしたともいえます。

ここで暮らす10歳から68歳の障がい者全員が、仮設施設などの建設終了後の来月半ばまでには、福島へ引き上げる予定だそうです。昨年4月10日に入居して以来、10か月余りが経ちます。

皆さんが安定した暮らしを一日も早く取り戻せるよう、心から願わずにはいられません。


おっちょこちょい

2012-01-12 | 日々のあれこれ
唇にヘルペスができてしまいました。こういう時は要注意です。

でも、体調は悪くありません。
今日は早朝の駅立ち。
山本さん、桑田さんとともに五井駅に立ち、県ネットの情報誌を配布しました。
今日はこの冬一番の寒気が襲うと聞いていたので、下着にユニクロのヒートテックを二枚重ね、腹巻をし、使い捨てカイロを9か所に貼って出陣しました。

これから仕事に向かう皆さんに今日一日を気持ちよくスタートしてもらうためにも、寒そうに立っていてはいけません。明るくさわやかに、笑顔で挨拶するように心がけています。
「小沢さん、ちゃんと頑張ってる?」と話しかけてくださる方、わざわざチラシを受け取るために近寄ってくださる方。そんな出会いの瞬間は、本当に寒さを感じなくなるのですから不思議です。

8時に切り上げ、帰宅してカイロ9個貼ったままこたつに潜ったら、びっしょり汗をかいてしまいました。


さてその後、視察のために電車に乗りました。外は相変わらず凍えるような寒さです。

ところが、以前一回訪れたことのある場所だからと油断していたら、案の定間違えて二駅前で降りてしまいました。
このままでは遅刻する!次の電車を待ってられない!タクシーも・・・ない!ない!

よし、と決心してダッシュしました。
でも、一駅分走ったところで力尽きました・・・。またまた汗だく。
しっかり遅刻して現れた私に、山本さんも「そのハイヒールで走ってきたの?まあまあ・・・」と苦笑していました。

今日はこれで終わりません。
帰りの電車の中で「神様のカルテ」を涙ぐみながら夢中になって読んでいたら、
今度は一駅乗り越してしまいました。。

唇ヘルペス、悪化しなければいいんですが^^;


市原市の交通施策

2012-01-11 | 都市・交通
トップの写真は、昨日開催された市原商工会議所主催の新春賀詞交歓会にて、榊原会頭を囲んで。
政界・財界・産業界・報道関係など各界から約300名が集まり、
新年を迎えた喜びと今年の抱負を交わし合いました。


さて、一転して今日は丸一日事務所で会議でした。

月2回開かれる運営委員会、2月の総会の議案書原稿読み合わせ、
そして最後は市の出前講座、「交通マスタープラン概要と今後の政策」。

出前講座には「まちづくりの会」のメンバーも参加し、皆で交通政策課の職員の説明に耳を傾けましたが・・・。

やはり高齢化が進む交通空白地域や交通不便地域での足の確保は大きな課題の一つですね。
住民の要望でやっと路線バスを確保しても、走らせてみたらなぜかほとんど利用者がいないという地区もあり、これでは事業者も再び撤退したくなりますね。

自家用車はドアツードアで便利ですから、どうしても頼りがちになるのは仕方ありませんが、5年後、10年後に自分が運転できるのか、運転してくれる人が身近にいるのか、という不安を解消するためにも、これからは住民側にも、公共交通を自ら地域ぐるみで育てていくという意識改革が必要です。

それにしても、
残念なことに、このマスタープランの説明を聞いても、市の交通政策に関する明快なビジョンが全く感じられなかったのは、私だけではありませんでした。
例えば、私が12月議会で質問した自転車交通に関する施策を本気で取り組んでもらえたら、市原市はもっと魅力的なまちになると思うんだけどな。

それからもうひとつ、これはお知らせです。
以前にこのブログで取り上げた運転免許証の返納制度に関して。
http://blog.goo.ne.jp/wa-tika-ro/d/20111113

高齢者の返納促進のために、返納者は市内のバス料金が半額になるというこれまでの制度に加え、今回新たにタクシー料金が1割引きになる優待制度が始まりました。

せっかくのお得な制度、対象者に広く知ってもらわなければ意味がありません。市職員には積極的な啓発も要望しました。

くすりの話 成人用肺炎球菌ワクチン接種は慎重に

2012-01-10 | くすり
肺炎は日本人の死因のなかでは4番目に多い病気です。
原因となる病原体のうち、特に70歳以上で一番多いのが肺炎球菌。
安易な抗生物質の使用によって、抗生物質が効きにくい肺炎球菌(耐性菌)が増えたことで、戦後減り続けた肺炎の死亡数も、近年は増加傾向にあります。

肺炎予防のための成人用肺炎球菌ワクチン(製品名 ニューモバックスNP)は、日本ではちょうど10年前から使用が急増しました。
なんとそのきっかけはNHKの某番組で取り上げられたことなのだそうです。それまでは日本では医者の間ですらあまり知られていなかったと言いますから、驚きです。

しかし、その効力は5年経つと低下してしまいます。短期間で再接種をすると強い副反応が起きることから、日本ではこれまで再接種はできませんでしたが、2009年から、65歳以上のお年寄りやハイリスク患者に限って打てるようになりました。

ここで問題なのは、肺炎球菌ワクチンは基本的に2回までしか効果が検証されていないということです。
「65歳になったら肺炎球菌ワクチン」などと有名人を起用してキャンペーンが張られ、新型インフルエンザの流行騒ぎで肺炎の合併を予防したいなどの理由もあり、若い年代でも安易に打つ人が増えているようです。
でも仮に65歳で1回打ち、5年後に2回目を打ったとして、そのさらに5年後の75歳になったら、どうするのでしょうか?

健康な体であれば、接種は少なくとも後期高齢の75歳を過ぎてから考えても遅くはないいのではないでしょうか。
本当に今の自分に必要なワクチンなのか、よく考えてから接種を受けましょう。

ちなみに、
脾臓を摘出した患者さん以外は保険適用されません。自費でだいたい7~8千円程度です(ニューモバックスNPの薬価は一本約5千円)。
副反応はおもに注射部位の痛みや熱感、倦怠感や筋肉痛・関節痛などの全身症状がみられることもあります。


私は、抗生物質にしろ、ワクチンにしろ、カゼ薬にしろ、どんなクスリも、安易に体に入れるものではないということを、もっと皆さんにわかっていただけたら・・・と思っています。
私のような薬剤師は、ドラッグストアで働くのは無理かもしれませんね。
きっと売り上げガタ落ちです^^;


参考 
・「肺炎球菌ワクチンQ&A」http://www.mjunkanki.com/diseases/pneumobacks.html#Q1
・「調剤と情報」2012 1月「COPD診断と治療のためのガイドライン第3版」永井厚志

今日のニュースから、一言。

2012-01-09 | 日々のあれこれ
[金 正恩くん]

何だか、おもちゃの銃をもらってはしゃぐ子供みたい。
早くどこかへ発射したくてうずうずしてるような表情。怖いなあ・・・


[全国で成人式]

今年は、常識はずれの若者や警察沙汰になる若者の報道は全くないですね。
単に報道しないだけかもしれませんが。
「自分が世の中を変えていきたい」「人の役に立ちたい」と考えている若者の割合が、例年になく多いそうです。


[市船、優勝]

全国高校サッカーで市立船橋(千葉)が四日市中央工(三重)を破って見事優勝!
一点先行されて後半ロスタイムで追いつき、延長で逆転!
これぞネバー・ネバー・ネバー・ギブアップ(^^)v

成人式へ

2012-01-08 | イベント
今日は市原市内12か所で成人式が行われました。
今年の対象者は2,926人。ついに3000人を割ってしまいました。出席率は地区によって差はありますが、毎年約70%です。
私は地元八幡公民館で行われた市原地区の成人式に招待して頂きました。

会場に集まったあでやかな着物姿や凛々しいスーツ姿の若者たちの晴れやかな表情を眺めていたら、自分の成人式の時のことををちょっぴり思い出しましてしまいました。
その日はちょうど故郷の松本から静岡の大学に戻らなくてはいけなくて・・・。
私はデニムのパンツとセーターに真っ赤なアウターを羽織り、大きな旅行カバンを抱えて式だけ出席し、
終わるとその足で電車に飛び乗ったのでした・・・。
その時は特に何とも思わなかったのですが、きっと浮いていたんだろうな(^_^;)
今になって、私も振袖とふわふわのショールを身にまとってみたかったと、ちょっぴり羨ましく思ってます(笑)

考えてみれば、今日の成人式は、その時以来ウン年ぶりでした。
まあ、私語が多かったのは否めませんでしたが、それでもかろうじて厳粛さは保てたのではないでしょうか。
恩師の先生方による一言挨拶も胸を打ちました。そのうちの一つ。
「君たちの中には、『今何してる?』と聞かれても答えられない人が、このご時世では少なからずいると思う。ならば今日の二次会は、今の事を話すのではなく、昔の思い出と未来の夢を話そうじゃないか。例えば『店を持ちたい』という夢に対して、物件を紹介してくれる人がいるかもしれない。経験者からノウハウを聞くことができるかもしれない。だから、今日は大いに夢を語ってください。」
うなずく若者も何人かいました。
彼らの明るい未来のために、私たち大人の責務も問われています。

写真は、市原地区の若手?

鈴木議員、私、吉田議員です(^^)

最後に、今日成人式を迎えたみんなへ・・・
選挙には、必ず行ってねー!!

新春の寿ぎ

2012-01-07 | 日々のあれこれ
新しい年の始まりは、イベントや式典が続きます。

今日は
菊間コミュニテイ・福祉センター運営委員会20周年記念式典へ。


それから
千葉市で開かれた生活クラブ千葉グループ新年交流会へも。


祭り寿司が見事です。


慣れない場に出席するのは少なからず緊張しますが、
出席されている皆さんの晴れやかなお顔を拝見していると、新年を迎える喜びを分かちあえる幸せがじわじわと込み上げてきます。

今年は、復興再生の年とも激動の年とも言われていますが、
いずれにせよ、一人一人が尊重され、明日に希望が持てる社会にしていかなければなりませんね。

医療の話 地域医療のIT戦略「どこでもMY病院」

2012-01-03 | 健康・医療
皆さんは、「どこでもMY(マイ)病院」という言葉を聞いたことがありますか?

これは、政府のIT戦略本部が推進している「新たな情報通信技術戦略」の中の医療分野の取り組みのひとつで、簡単に言うと、「自分の医療や健康の情報をIT技術を使って自分が管理し、活用するしくみ」です。

例えば、これはいくつか考えられている方法のうちの一つですが、
AさんがB病院で診察を受けると、
窓口でAさんのICカードや携帯などに、処方薬の情報・検査のデータ・診療明細などがインプットされます。
Aさんが別のC病院で診察を受ける時、この端末を窓口に提示すれば、
C病院ではそのデータを読み取ることで、初診でもスムーズに対応することができます。

その他、
・自分の毎日の体重・血圧・血糖値等を入力すれば健康管理にも役に立つ。
・薬の重複投与やアレルギー、副作用のチェックなど、薬剤管理が容易に。
・災害時や救急時、または遠隔での診療などでも医療行為がスムーズに行える。
・「急性期は大病院に入院し、退院した後は自宅近くのかかりつけ医へ」などの地域連携医療が促進。診察券1枚でどこの病院の診察もOKに。
など、多くのメリットが挙げられます。

しかし一方では、
・大病院はともかく、オンライン化する際の経済的負担をどこまで地域の診療所が負えるのか
・個人情報のセキュリティは守られるのか
などの問題も考えられますね。

一見、自分の体を自分で管理しているようでも、結局は第三者の手に情報が渡るということですものね。
流出や改ざんの危険性は常に付きまとうでしょう。
従って、国民総番号制度と同様、違和感を感じる人は少なくないと思います。
果たして簡単に普及するのでしょうか・・・。皆さんは、どう思われますか?

この「どこでもMY病院」構想は、2011年5月に具体策が取りまとめられ、すでにモデル事業が始まっています。
実現可能なところでは、現在紙ベースの「お薬手帳」の電子化から着手し、2013年にはサービスが開始される予定です。


さてさて、今年の「ミカのメイクオフ日記」、
今回のように、薬剤師の立場も活かして、
皆さんにお知らせしたい医療や薬の情報なども、気まぐれにアップしていきたいと思っています。

何しろ日進月歩の世界だから、置いて行かれないように時々勉強しなくてはね(^_^;)

六本木ヒルズでお正月

2012-01-02 | 日々のあれこれ
正月二日目の今日は、六本木ヒルズにある森アーツセンターギャラリーへ。
お目当ては、幕末の鬼才浮世絵師・歌川国芳展です。
2011年は国芳の没後150年にあたるそうで、国内最大規模・新発見を含む420点もの作品が展示されていました。

国芳の浮世絵は、武者絵・役者絵・美人画・動物画・戯画と実に多彩で、アイディアがとにかく奇抜。
見ていて全く飽きません。
 
有名どころの一つは、これ↓ですよね。『みかけハこハゐがとんだいい人だ』

「大ぜいの人がよつてたかつてとふといい人をこしらへた とにかく人のことは人にしてもらはねばいい人にはならぬ」。
鼻が人のお尻でできているとは、、恐れ入ります^_^;
国芳の美人画も、健康的なお色気にあふれていてとってもチャーミングなんですよ。

会期は2月12日までです。お時間のある方は立ち寄られてはいかがでしょうか。
「歌川国芳展」http://kuniyoshi.exhn.jp/index.html

平成25年にリニューアルオープンする市原市「水と彫刻の丘」にも、ぜひ展示してほしいな~



以下、写真は

ギャラリーのある森ビル52階の展望スペース「東京シティービュー」より
千葉方面を臨む


シティービューより 「明けましておめでとうございます(^^)」


ヒルズの野外ステージにて行われた和太鼓の演奏

皆さんの応援が励みになっています


千葉県市原市ランキング