毎回、5校ずつですが箱根駅伝予選会を走り終えての結果を振り返っています。今回は、20位から16位。まだまだボーダーまで届かないかなという実力です。
第20位 麗澤大学 18位→18位
やはり2年前に84位に入った河合選手に期待が集まる。昨年よりは良い状態にあるようなので、そん時の成績に近づきたい。ついで昨年選抜の濱本選手か。おそらく集団走かと思われるがどれだけ脱落せずにいけるだろうか。
河合選手は、27位と大躍進。学連選抜がないのが惜しい限りだが有終の美を飾った。一方で昨年選抜入りの濱本選手が274位とブレーキ。これが響いて結果的には順位を下げてしまった。河合選手以外の上位7名は2、3年生。来年も厳しいと思うが少しでも順位を上げておきたい。
第19位 創価大学 16位→15位
昨年の箱根予選でにわかに躍進があった。1年生の山口選手が個人29位にランクイン。そのまま選抜にも選ばれて4区6位。何人も選抜に選ばれている創価大としてはやや意外にも初の区間一桁だった。その後関カレ1万で入賞に迫るなどまずまず保っているようだ。
冬から春にかけて躍進があったのが165位と173位でゴールしていた後沢・前原選手の新2年。共に1万29分台をマーク。後沢選手はハーフでも65分台へ伸ばしている。また新村選手が関カレハーフで先ほどあげた沼口選手らを上回る走りを見せている。その沼口選手は1万30分半ばながら自己ベスト更新。彼らの今回の予選の成績が楽しみだ。
昨年は、集団走が成功したのか200位以内に10人入ったが今回は、わずか2人。山口選手は期待以上の結果で準エースの後沢選手も続いたが他は200位以下に沈んでしまった。戦前の予想ではひょっとしてボーダーに入ると言われていたが、まだまだ力強さが足りないということか。
第18位 関東学院大学 20位→19位
昨年、山本選手が選抜出走した関東学院大だが、予選終わった後から急激に伸びてきていたのが松本選手で1万29分04秒、学生ハーフや彼の力もあり久々に出場した全日本予選での成績を見るとエースといえるのは彼だろう。
第17位 東京国際大学 不参加→21位
昨年初出場した箱根予選は21位にランク。ルウル選手がいたり5千14分台の選手が複数獲得できたとはいえ、出走12人中11人が1年生のメンツで強化して数年経つチームに複数勝利できるとは。
第16位 平成国際大学 19位→17位
期待できる選手は昨年予選105位で学生ハーフでも65分少しで走破した大澤選手に、今季好調の田嶋選手だろうか。彼らの1万ベストを上回っている木野選手らが調子をあげることができれば、順位があがるかもしれない
突出した選手もいなかったが極端に遅れた選手もいなかった。留学生2人で一度だけ箱根に出場した経験あるが当時よりも確実に実力はついてきた。あとは、エースがいればというところ。ちなみに埼玉栄高校と同じ系列校。
このあたりの新興校も肝心の1年生が少なく、最近強化を始めた大学に奪われている格好か。競争はさらに激化しそうな雰囲気です。