本日も曇天の中試合が8試合行われました。結果を見ていきましょう。
☆彡2回戦(清原)
②黒磯 4-2 栃木工②
栃工は、今後を見据え初戦好投のエースを温存する作戦。これが裏目に序盤に黒磯にリードを許す。エースが登板し流れを取り戻すも相変わらずの貧打で盛り返せなかった。監督交代で強化中の黒磯は、5年ぶりの大会2勝目。
⑫國學院栃木 9-6 真岡〇
序盤から國栃がホームランなどもあり6点をリード。コールドかと思われたが、6回に3点、7回に2点を返し1点差まで迫る。9回に国栃はダメ押しの3得点。4人の継投で真岡の反撃を抑え逃げ切った。
②宇都宮工 13-3 黒羽〇
<8回コールド>
両校とも1回戦と違う投手の先発。貧打が心配された宇工だったがホームランなどもあり一時9-0とリードする。黒羽は、6回にコールドを阻止する3得点で試合は、8回へ。ダメ押しの4得点で勝負あり。エースを温存し3回戦へ。
☆彡(県営)
③足利 6-8 茂木③
序盤は、足利ペースで試合が進み小刻みに加点し5-1とリード。7回の裏茂木打線が爆発し一挙5得点で逆転に成功。8回表すぐさま追い付くも初登板のエースが本調子ではなく2失点。そのまま試合終了。
〇足利工 1-2 青藍泰斗⑫
<延長10回>
4回に足工が先制。青藍は、那須の連合チームから3失点している佐藤をなかなか打ち崩せず8回にようやく同点。ついにエース板垣も登場。延長10回どうにかサヨナラ勝ち。古豪の抵抗にあったがどうにか勝利。
⑤那須拓陽 5-6 栃木商〇
序盤は栃商ペースで試合が進み、小刻みに加点し4-0とリードしかし拓陽打線が6回に爆発連打で5得点で勝ち越す。9回に拓陽は無死1塁3塁の大チャンスを迎えるも無得点。嫌な雰囲気が漂うと9回1死後四球でランナーを出したところで2年生投手に交代。これが完全の裏目に。2死まではこぎつけるも連続長打で逆転負け。12年ぶりの2勝目を逃した。栃商は10年ぶりの大会2勝目。
☆彡(栃木)
③矢板 7-9 鹿沼商工〇
先制したのは大逆転の勢いのある鹿沼商工2点を先制。矢板は、3回に2点で同点逆転されるも4回に大量4点でリードを奪う。この日は、なぜかかたくなにノーヒットノーラン直前までいった投手を出さずに3投手で9失点。鹿沼商工が勢いそのままに勝利。
〇佐野松櫻 6-1 矢板東②
立ち上がりピリッとしない矢板東から序盤に4点をリード。烏山戦でよく当たった打線もこの日は6回の1得点にとどまり6年ぶりの大会2勝目ならず。
♦この日のショートコラム♦
今日は、1回戦を勝ちあがったチームの2番手以降の投手の使い方に問題あるチームが多くみられた。初戦の余裕のある展開で出しておけばよかったのにただでさえ緊張する夏の大会で過酷な場面で初登板はかわいそうな感じがしました。もうちょっと選手目線の采配ができないものかと疑問でした。公立校の監督は、学業もあって苦労も多いと思いますが、もうちょっと采配を勉強してもらいたいなと感じました。交流戦の導入でだいぶ栃木県の高校野球のレベルは上がった感じがしますが、さらなるレベルアップには監督の研修も合わせて必要かなと思います。
◎明日のピックアップゲーム
足利南×今市工
明日からベスト8をかけた戦いとなり強豪私立の戦い方も注目ですがあえてこのカードをピックアップしました。
足利南は、不祥事もあって何と新入生がゼロ2・3年生だけ12人で戦っています。まさに部の存続をかけた戦い。
堅い守りもあってエース佐野が絶好調で2試合連続完封中。
対する今市工は、6年連続初戦敗退から脱出し秋の覇者白鴎大足利を破る金星を挙げ波に乗ります。
どちらが勝っても初のベスト8となります。新しい学校の歴史を作るのはどちらの高校か?注目の一戦です。
直近では、2006年夏に対戦、今工がコールド勝ちしていますがあまり参考にならないでしょう・・・
夏の通算足利南の2勝1敗です。