てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

鈴懸の実

2011年01月17日 20時25分32秒 | インポート

鈴懸といえば「鈴懸の径」が有名だ。
ぐぐってみるとかなり古い歌だとわかる。
youtubeで聞いてみたが今でも古さを感じない曲だ。

1942年(昭和17年)9月にビクターレコードから灰田勝彦の歌唱で発売された。戦時中にも関わらず、戦時色が感じられない数少ない曲である。(この年、同様に戦時色に染められない「新雪」がリリースされ大ヒットして歌い継がれ今も通信カラオケに残っている)。

当時3拍子の流行歌は大変珍しく、他には「水色のワルツ」(高木東六曲)などわずかである。3拍子の本作を鈴木章治が4拍子としジャズ・アレンジを加えて'54年頃彼とリズムエースの演奏で吹き込んでヒットし、1957年1月には、ベニー・グッドマン楽団の主席アルト・サックス奏者ピーナッツ・ハッコークラリネット鈴木章治とリズム・エースに参加しTBSホールで録音・放送したことでリクエストが殺到し、そのTBSホール録音が繰り返しレコード化された(Victor CP-1022等)。ピーナッツ・ハッコーも「プラタナス・ロード:Platanus Road」として米欧巡演で演奏、吹き込みを行って日本にも輸入されて、さらに有名になった。