3月8日は、風は強く気温は上がりませんでしたが、日射しがあり、足下が良くてよ
かったです。新潟市内には、全く雪がありませんでした。そのお陰か、二回公演の二回目は、二百名
を越える方々にご来場戴くことができました。
企画していただいた、新潟大学人文学部付属地域文化連携センターの栗原先生をはじ
め、ご協力いただいた皆々様、大変ありがとうございました。
新潟県民会館小ホール仕込み風景
400年前の浄瑠璃小屋には、照明施設はなかったでしょうが、照明の効果はやはり
絶大です。照明を調整する伊藤裕一氏(左下)。伊藤さんには、新潟での公演での
照明でお世話になっています。平明かりでの芝居も素朴でいいですが、ホール等の
空間では、やはりそれなりの演出技術が必要になるようです。さすがは、プロの仕事だなと、感心しています。
第一段:直井の浦・・・ライトアップが漆黒の海上での人売りを、効果的に見せます。
第二段:山椒太夫館・・・安寿折檻の場面,照明はばっちりですが、操りは失敗でした。
第三段:母開眼・・・沢山の拍手、有り難う御座いました。
拙い人形浄瑠璃に沢山の応援をいただき、誠にありがとうございました。
次の公演は、4月5日(土)アートミックスジャパン(りゅーとぴあ 能楽堂)です。演目は、「小栗判官:照手車曳きの段」です。既にご紹介しましたように、
能楽堂の橋掛かりや舞台特性を生かす演出に変更して、お届けいたします。