言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

低線量被曝データはあった…なぜ誰もそれに言及しない?

2011-12-14 07:19:22 | 言いたいことは何だ
ジョージさんから


低線量被曝データはあった…なぜ誰もそれに言及しない? 



2011.12.11 Sun 12:00  -edit-
低線量被曝データはあった…なぜ誰もそれに言及しない?
2011.08.26 zakSPA! 産經新聞社


見えない恐怖が続いている。放射能は無味無臭で見えない。見えないのだから、政治が悪い。
トップの菅直人首相が悪い。いや、信用できないから辞めていただこう。
いや、できる限りのことはした(菅首相)。こんな不毛な応酬が続く。これでいいのか? 
そんな国会中継のTVをつけていたら、こんな声が聞こえた。

「今までICRP(国際放射線防護委員会)も含めてですね、全然データがないんです」

8月1日、参議院復興特別委員会で質問に立った古川俊治議員の声だった。そして、こう続いた。

「実際、長崎、広島、原爆の問題。その後チェルノブイリが1回あっただけです。60年前ですね。
その頃の科学的知見は十分ではなかった。チェルノブイリではなかなかモニタリングができなかった。
ほとんど世界にデータがないんです。何もわかってないのが現状」

その通り! と相槌を打った。だから、政府、経産省、原子力委員会、東電は、
いたずらに「ただちに健康に影響はありません」と繰り返すのでなく、データを公表し、
正確にはわからないと告げ、避難については個人の判断にゆだねるべき、と思ってきた。

ところが、古川議員からは意外な言葉が飛び出した。

「22万7000人ばかりを調査した、立派な調査があります」

それは、文科省の委託を受けた財団法人放射線影響協会が作った
原子力発電施設等 放射線業務従事者等に係る疫学的調査(第IV調査)平成17年度~平成21年度」である。
原発で働く人を対象にした追跡調査。世界で同様の調査は行われているが、
戸籍制度がしっかりしている日本のものが、実は最高に優れているという。

その資料を持ちだして、古川議員は何を問おうというのか。

「放射線従事者の方々は長期被曝しておられます。一般の方々と比べた場合、
癌のリスクは1.04倍になります。明らかに偶然では説明できない差をもって、
放射線従事者のほうが、癌がたくさん発生してるんですね」

原発などで働く放射線業務従事者の通常の放射線被曝限度は、1年で50ミリシーベルト(以下mSvと略)、
5年で100mSvと定めている。であれば、少なくとも限度以内では安全、と思う。
ところが、1.04倍。100人に4人は癌の発症が増える。


古川議員はさらに決定的な数字を突きつける。

「この放射線従事者の方々の平均の被曝線量は累積で13.3です。20ミリ以下ですね」

そして、労災認定の例を挙げる。

「過去に癌を発症して労災認定をされた方は10人いますが、最も少ない人は5ミリの被曝だったんですよ。
政府が被曝との因果関係を認めてるわけですよ」


5mSvの労災認定とは、中部電力浜岡原発で働いていた孫請け会社元社員・嶋橋伸之さん(当時29)が
慢性骨髄性白血病で91年に死亡し、94年に認定されたものだ。
嶋橋さんの放射線管理手帳によれば、約8年10カ月で累積被曝線量は50.93mSv。
従事年数で累積線量を割れば、約5.6mSvとなる。


では、文科省が決め、内閣参与の東大教授が涙ながらに辞任した「校庭利用限度20mSv」は?

「1年経過後に白血病を発症する生徒の皆さん、みーんな補償することになりますよ」(古川)

最も大きな問題は原子力安全委員会が持っていた緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム「SPEEDI」を5月2日まで公表しなかった点だ。

細野首相補佐官(当時)が「(公表すれば)パニックになるから」と言ったことを指摘し、
古川議員は「被害を知らなかったとすれば無能だが、故意に隠したなら刑事責任を問われる」と責めたてた。

菅政権が無能かどうかなど問題ではない。原発事故への対応は犯罪だった。これが核心である。

【医師である古川議員が指摘する隠された問題】

参院議員会館へ古川議員を訪ねた。医学博士でありながら司法試験に合格し、
弁護士も務めることで話題になった有名人だ。 議員は、放射線影響協会がまとめたデータと
政府が安全指針とするICRPのテキストを並べ、「19年間調査した立派な資料です」と、
国会答弁と同様に言った。

いわば、政府は国際基準よりずっと詳細なデータを持ちながら、
低線量被曝のデータに弱いICRPばかりを根拠にしてきた。

古川議員は「普通の議員では、放影協会のデータは、読み解くことができない」とも言う。

議員は、120ページにおよぶ平成22年度の調査書を繰りながら、
放射線による有意な(偶然ではない)癌発生との関連を「タバコと飲酒のせいにしている」と憤る。

放射線をたくさん浴びた作業員は喫煙と飲酒量が多いという馬鹿げたグラフがあるのだ。

59ページには「累積線量との関連が認められた食道、肝臓および
肺の悪性新生物(癌のこと:筆者注)に、喫煙等の生活習慣が交絡している可能性も否定できない」とある。

つまり、放射線と癌の関係は低線量でも認められるのに、それを生活習慣のせいにしている。

それこそ、無知か故意かはわからないが、閣僚たちは原子力村がねじ曲げた結論を基に、
「健康への影響はない」と言い続けているのだ。

古川議員は議会で被災地域の約20万人のうち3割、6万人が癌で亡くなると断言した。
20mSvの被曝なら約960人が、10mSvなら約480人が亡くなる。
増えた分はSPEEDIを隠した政府の責任だ。

菅首相は「(SPEEDIを)知らなかった」と応えた。

今後の福島県の調査で数十年後癌患者が増える、その補償をどうする、
との問いに海江田経産相は驚くべき答弁をした。

「訴えてください」と言ったのだ。


議論がかみ合っていなかった、とは私も感じた。だが、それは政府側が自分の頭で考えず、
原子力専門家の意見を鵜呑みにしているからだ。医師でもある古川議員は非常に重要なことを言った。

従来ないとされていた低線量被曝の影響データは、実は日本にある。
あるのに国は目を留めず、この日のやり取りは、どの新聞もTVも取り上げていない。


原子力発電施設等 放射線業務従事者等に係る疫学的調査(第IV調査)平成17年度~平成21年度



これは広げなきゃいけませんね。
少なくとも僕は誰かの犠牲の上で生きていても、心から笑えませんから




【瓦礫受け入れ】大阪府に電凸しといたが激しく疲れたぞ (鋭い抗議の電話の事例)

2011-12-14 07:07:11 | 言いたいことは何だ

 
 
皆様こんにちは。
こんな勇者が現れましたので、お知らせいたします。
電話問い合わせやメール問い合わせする際に
参考になるのではないかと思った次第です。


以下、某巨大匿名掲示板緊急災害板西日本スレからの引用です



 
 
大阪府に電凸しといたが激しく疲れたぞ

俺「どこの瓦礫ですか」
坦「岩手の一部です」
俺「どんな瓦礫ですか」
坦「可燃ゴミで汚染のない物を」
俺「津波や放射能かぶって汚染のない瓦礫ってあるんすか」
坦「・・・」
俺「どういう数値を考えてるんすか」
坦「あのー国は8000Bqって言ってますが2000Bqくらいで・・・」
俺「総量は何トンすか、何万トンすか」
坦「まだ決まってないですけど・・・10万トンくらいを船で運んで3年くらいで・・・
  あ、(10万トンは)焼却したら減りますし・・・」
俺「焼却してキロ当たり2000Bq、10万トンが仮に焼却後1/10の1万トンと計算したらトータルで2千万Bqを大阪中に埋めるって事すか」
坦「・・・まあ、そういう事も安全かどうか検討してまして・・・」
俺「東京の処理施設内が高濃度汚染物になってるって知ってますか」
坦「・・・」
俺「船で大阪港や泉大津港に運ぶんすか、漁業やってますけど」
坦「・・・」
俺「安全かどうか決める前に府民にきちんと知らせるのが先じゃないすか」
坦「・・・いちよう府のHPにも公表してるんですが」
俺「大阪府民全員PC持ってるんすかwネット環境あるんすかw」
坦「・・・」
俺「モニター会議って府民の意見無視じゃないすか、意味ないんでやめて欲しいんすけど」
坦「意見は全て会議の前に上げてます」
俺「そもそも紙きれ1枚で上げる府民意見も馬鹿にしてますよね」
坦「・・・」
俺「セシウムだけ計算、プルト無視、住民の被曝シミュレーションばかりする会議のどこが安全すか」
坦「いちよう放射能に詳しい専門の先生にお願いしてるんで・・・」
俺「お宅らにとって都合いい専門家を並べてるだけにしか見えないんすけど
  とにかく被災地の瓦礫は安全に受け入れられません、無駄な税金使わない  でください」

以上です。

ガレキは総量で考えろ、ということを言われ始めています。
燃やした後の処理場施設自体も放射性廃棄物になってしまう、
という指摘もあります。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・*転送ここまでです。

【関連情報】

twitterより
岩手・宮城のガレキは推定2300万t。100bq/kgまでは焼却処理しても安全だと国は言っている。2300万tは23億kgで、100bq/kgの基準だと最大で2兆3000億Bq/kgになっちゃう。

放射能は燃やしても移動するだけで消えないので、このアバウトな計算だと結局最大2兆3000bq/kgが全国に何らかの形で移動することにかわりはなく、それが土壌を汚染するか、地下水を汚染するか、排煙がプルームとなり近隣を汚染するか、それを吸引して内部に取り込んでしまうか……。




「汚染土灰、中間貯蔵施設を双葉郡に…環境省方針」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111213-00000690-yom-soci
読売新聞 12月13日(火)14時35分配信
 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い、放射性物質に汚染された福島県内の土壌や焼却灰を保管する中間貯蔵施設について、環境省は13日、候補地を同県双葉郡内とする方針を固めた。

 年内にも正式発表するとみられる。同省は同施設について「遅くとも2012年度内に立地場所を選定する」としており、今後、具体的な町村を絞り込む。

 双葉郡の自治体は、同原発がある双葉、大熊町など8町村。大熊町の渡辺利綱町長は13日、中間貯蔵施設について「近く双葉郡の自治体に説明する場を持つ」と12日に細野環境相から伝えられたことを明らかにした。関係者によると、会談では大熊町など、放射線量が高く、長期間居住が困難になる見通しの地域について、土地の買い上げや借り上げを検討していることが示されたという。




【速報】女川町がれき 東京で試験焼却 [NHK]
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111213/t10014603501000.html

東日本大震災で出た宮城県女川町のがれきを東京23区の自治体などが受け入れるにあたって、東京・大田区の清掃工場では、運び込んだがれきの放射性物質の濃度などを調べるための試験的な焼却が始まりました。

試験的な焼却は、東京23区でつくる清掃組合が運営する東京・大田区の大田清掃工場で13日朝から始まりました。清掃工場には、女川町で事前に放射線量などを測って安全性を確認し、鉄道で東京に運ばれてきたがれきが持ちこまれました。がれきは木くずやプラスチック、布などの燃えるもので、家庭などから出た燃えるごみと混ぜあわせて焼却炉に入れられました。焼却炉では、およそ60トンのがれきを14日の夕方まで34時間燃やし続け、灰や排気ガスの放射性物質の濃度などを調べます。結果は来年の1月中に公表される予定で、燃やして出た灰の濃度が国が埋め立てができるとする1キログラム当たり8000ベクレルを下回るかどうかを確認することにしています。東京23区と多摩地域の自治体は、再来年3月までに女川町で出たがれき、およそ10万トンを受け入れる方針で、清掃工場の周辺地域で住民説明会などを開いたうえで、来年2月から本格的な受け入れを始めることにしています。各自治体が運営する清掃工場で焼却処理されたあと出た灰は、東京港にある埋め立て処分場に埋め立てるほか、一部はセメントの原料として利用される予定です。東京二十三区清掃一部事務組合の塚越浩副参事は「住民の理解が最も重要であり、試験結果についての情報提供を繰り返し行っていきたい」と話しています。被災地で出たがれきを東北地方以外で受け入れるのは、東京都が岩手県宮古市で出たがれきを受け入れたのに続くもので、宮城県内のがれきを受け入れるのを決めたのは東北地方以外で今回が初めてになります。




首都圏の多くの人は見て見ぬフリか。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3133&html=2NHK
クローズアップ現代
「千葉県柏市です。焼却場では思いもかけぬ事態が起きていました。ごみを燃やしたあとの焼却灰です。最高で7万800ベクレル。国が埋め立ての目安としている8000ベクレルを大幅に上回っています」  


 


 
瓦礫受け入れは痛みを分かち合うと表向きにいいますが、
受け入れ先の地域の農産や漁業などの周辺住民の死活問題になってきます。
 
日本全土、共倒れになってしまうことになりかねません。
健康被害が日本全土で発生して
共倒れになった時に支えあえますか?
誰が誰を支えるんですか?
 
妊婦や子供を避難させるとき日本のどこへ避難させたら安全ですか?
何度もいいますが日本全土に広げては絶対いけません。
 
以前も書きましたが阪神大震災の瓦礫でも濃縮されたアスベスト50倍
放出したのです。
放射能の計測・・・その計測一個ずつできないですよね
焼却すると40~50倍濃縮されます。
そして除染は山などには全く効果がありません。
無駄な除染に費用だすより、高汚染地域の人らを避難のために
全国に受け入れ先をもっと拡散させたりするならわかりますが、
避難を援助する費用はなぜ出せないんでしょうか、
瓦礫処理や受け入れには8千億~一兆円ともいわれてる資金投じて受け入れて
焼却→埋め立てて、拡散させている
東京では、東電の子会社(東京臨海リサイクルパワー(株))が処理しているという
言わば瓦礫利権が発生してます
福島の高汚染地域では、1000億円の費用をかけて30年間もの
健康調査で統計をとって、人を封じ込めてることに疑問です。