言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

小沢裁判でハッキリした やっぱり検察審は「解散」が必要:模型飛機さんからの転載です

2011-12-19 23:24:45 | 言いたいことは何だ
小沢裁判でハッキリした やっぱり検察審は「解散」が必要
(日刊ゲンダイ2011/12/19)

「検察の証拠隠しがあった。検察審はすべての証拠を見ていない。証拠が全部出れば、小沢氏は無罪だ」――“はぐれ検事”の爆弾証言でハッキリしたのは検察審査会制度の致命的な欠陥だ。「市民目線」と称する検察審を悪用すれば検察の意のままに誰もが犯罪者に仕立て上げられる恐怖のシステム。検察審は即刻解散が必要だ。

◆検察の追認機関にすぎない正体不明の組織

「ゼネコン献金は夢物語。検察幹部の妄想だ」

16日の小沢裁判に証人として出廷した前田恒彦・元検事(44)は冗舌だった。赤裸々な捜査批判や暴露話の連続に、法廷の
小沢一郎も思わず身を乗り出したほどだ。

前田が証拠隠しの例に挙げたのは、検察幹部の「夢物語」に関する現場検事の「捜査メモ」だ。
例の土地購入費4億円について、「妄想」を抱いていたのは当時の佐久間達哉特捜部長と大鶴基成次席検事、木村匡良主任検事のみ。佐久間部長が現場の陣中見舞いに訪れ、「4億のうち、水谷建設から5000万、○○社から1億、××社から2億」と持論を展開するのを聞き、前田は「何だそれ、夢を語っているのか」と思ったという。

なぜなら、当時は地方から20人近くの検事が東京地検へ応援に駆り出され、小沢の地元・岩手の胆沢ダム工事を受注したスーパーゼネコンや下請け業者を総がかりで聴取した。ところが、水谷建設以外から全く供述は得られず、「小沢側に現金を渡していない」と語る業者ばかりだった。
「特捜部は想定と違う話は調書にせず、(証拠にならない)取り調べメモとしてワープロでまとめ、捜査班内で配って共有する。当時は『金を渡していない』という建設業者の供述メモが大量に出回っていた」(前田)

5000万円を受け取ったとされる元秘書の石川議員もかたくなに否定。石川を調べた吉田正喜副部長(当時)でさえ、「アイツ、受け取っていないんじゃないか」と前田に漏らし、前田は「妄想ばかりで、現場は厭戦(えんせん)ムードが漂っていた」と証言した。
小沢の裏金捜査は、現場レベルでは「シロ」という判断だったのだ。

◆はぐれ検事 前田の告発がなければ闇から闇の世の中…

しかし、一般人11人が集まった検察審査会の議決書には「小沢氏の4億円の出どころの説明は著しく不合理だ」とある。検察幹部の妄想に引きずられた結果だ。実は取り調べメモは保管義務の対象外で捜査後に廃棄されてしまう。建設業者の「裏金を渡していない」という大量のメモは、従って検察審の目に触れられない。
前田は「審査員がメモを見ていれば、水谷の話の信用性は低くなって違った判断が出ていたはず」と、力説した。
強制起訴の最大の根拠となった石川調書も同じだ。検察は検察審査会に石川議員の取り調べを巡る弁護人からの抗議文を提供していない。審査員が抗議文を見れば、「小沢氏に虚偽記載を報告し、了承を得た」という調書の信用性は低下していた。

しかも、再捜査時に石川議員を取り調べた田代政弘検事はウソの捜査報告書を上司に提出。調書なら、調べられた当人の石川議員の署名が必要だが、報告書は検事が署名するだけ。検察審はウソの報告書を踏まえ、「再捜査で、石川自身が有権者から選ばれた議員であることなどを理由に合理的に説明している」と判断、石川調書を信用したのだ。

前田は自分の公判でフロッピーディスク改ざん事件の動機について、「失敗が許されない捜査で強いプレッシャーを感じた」と語った。この日は田代検事について、「相当プレッシャーがあったと思う」と証言し、故意の捏造をにじませたが、さらに問題なのは検察審の隠蔽体質だ。

小沢弁護団が再三、検察審に渡った検察証拠の情報開示を求めても、一切応じないという。100%密室の中、検察のさじ加減ひとつで、いとも簡単に検察審の判断がコントロールできるなんて、恐ろしい。ジャーナリストの魚住昭氏は「致命的な欠陥が明るみに出た以上、検察審査会制度は即刻やめるべきだ」とこう言う。
「検察側が、素人である検察審にどんな証拠を出し、どんな証拠を隠すのか。極めて恣意的な判断で、証拠が足りなくて起訴できなかった人物でも、検察審を経由することで、裁判にかけられてしまう。しかも、捜査現場で『見立てが、どうも違うぞ』と判断した事件ですら、一部の検察幹部が“妄想”に執着すれば検察審で起訴できてしまうのです。本当に恐ろしい制度です」

検察組織を追われた、はぐれ検事の“告発”がなければ、闇から闇の世が続いていた。小沢を強制起訴した平均年齢34・55歳の審査員も「検察にだまされた」と不明を恥じるなら、「私たちが間違っていました」と、名乗り出て小沢に土下座すべきだ。

              (mokeihikiさんから許可を得て転載させていただきました)

観る人によって変わる汚染の現実 「○○が思ってる汚染範囲」

2011-12-19 21:50:35 | 言いたいことは何だ
 
少し以前の記事ですが、転載します。
 

 

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ネットで、「○○が思っている汚染範囲」と言う地図が話題になっている。
 
この図は日本各所が思っている汚染範囲から海外が思っている汚染範囲まで、
 
福島第一原発の汚染がどれぐらい影響があるのかを、
 
各自思っている範囲を赤く塗りつぶしたものだ。
 
 
 
しかしこれはもちろん統計を取ったわけでもなく、
 
誰かに意見を聞いたわけでもない空論ではあるが、
 
それが実に的を射ているというのだ。
 
 
 
 
 
 Les images sur la contamination du Japon selon....

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                    L' image sur la contamination selon   < les gens de Tohoku >
 
 
 
 
 
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                   L' image sur la contamination selon  <  les gens de Kantou Tokyo >
 
 
 
 
 
 
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                 L' image sur la contamination selon  < les gens de Kansai (Ouest Japan) >
 
 
 
 
 
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                  L' image sur contamination selon <  les gens d'ils d'Okinawa >
 
 
 
 
 
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                   L' image sur contamination selon  < les gens en dehors du Japon>
 
 
 
 
 
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                  L'image sur la contamination selon  <  les politiques Japonais>

 
 
 
 
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                     L' image sur la contamination selon  < TEPCO>

 
 
 
 
日々のニュースを見る限り、
 
遠方でも規定値以上のセシウムが確認されていることを考えると、
 
『海外が思っている汚染範囲』が一番近いのかもしれない。

 
 
無論、政治家が思っている汚染範囲はまずありえないし、
 
思っているというより『思いたい』乃間違いではないかと思えてしまうほどだが、
 
ネットでは『これは面白い』『まさにその通り!』『うまい!』等と絶賛の様子だ。


 
さて、汚染汚染といわれても、
 
具体的に基準値を超えるセシウムが体にどのような影響を及ぼすのか、
 
そもそも基準値が誰かの判断で安易に変わってしまう状態で、
 
はたして基準値を下回っていたとしてもそれは安全なのか。


 
それを考慮していくと、
 
やはり「海外が思っている汚染範囲」というのが一番正解に近いのではないかと、
 
不安になってしまうのか気のせいだろうか。

 
 
 
以上、「秒刊SUNDAY」より転載しました
http://www.yukawanet.com/archives/3930193.html
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それに加えて、
 
下記は、ここ数ヶ月前から、フランスのネットで取り上げられている地図です。
 
3月11日からのシュミレーションにより、
 
汚染の飛来の有無と、今まで計測された放射線の高さをベースにした、
 
とてもおおまかな「イメージ図」だと思います。
 
 
 
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仏ブログ「survival Japan」より転載。
http://www.scoop.it/t/environnement-par-la-cftc-hus/p/479284801/japon-carte-de-viabilite-radioactive-de-septembre-2011-inquietant
 

全米市長会議が調査・・・飢餓・ホームレス世帯が増加

2011-12-19 21:12:05 | 言いたいことは何だ

全米市長会議が調査



飢餓・ホームレス世帯が増加



景気低迷、貧困層へ大きな影響



                                      2011年12月19日(月))「しんぶん赤旗」より転載
 
米国の人口3万人を超える約1300の都市の市長で構成する全米市長会議(USCM)はこのほど、食料不足やホームレス状態の世帯が増えているとする調査結果を公表しました。長引く景気低迷と高失業率が自治体を圧迫していると警告しています。
 15日公表されたのは「米国における飢餓とホームレスの現状報告」と題する年次報告。ボストンやシカゴ、ロサンゼルス、フィラデルフィアなど29都市での調査結果をまとめています。
 それによると、米農務省の低所得者向け「緊急食料支援」について、過去1年間に25都市で申請件数が平均15%増えていました。申請の51%が家族のある人で26%は就業者。さらに19%が高齢者で、11%がホームレスでした。
 申請が増加しても、緊急支援用の食料の総量が変わらないため、29都市中25都市で食料の1回分の支給量を、20都市で支給回数をそれぞれ減らしていました。また24都市で申請を断らざるを得ない場合がありました。
 食料不足の原因は何かとの問いに対しては「失業」と答える市が最も多く、「貧困」「低賃金」「住居費の高騰」と続いています。
 ホームレスについては12都市で、ホームレス状態になった人の数が平均で7%増えていました。そのうち7都市では、ホームレスを経験したことのある家族を抱える数は15%増となっています。
 ホームレスの増加についても報告書は、失業が最大の要因だと指摘。対策として各都市とも、緊急避難所よりも公的支援による住居を提供するよう求めています。
 USCMの飢餓・ホームレス対策共同本部長を務めるミズーリ州カンザスシティーのジェームズ市長は記者会見で、「長期的で深刻な今の景気低迷が、貧困層の市民に大きな影響を及ぼしている」と指摘しました。

■ 企業誘致も考えもの

2011-12-19 20:53:15 | 言いたいことは何だ
 数年前には、ふるさと今治でもハリソン電機の撤退でリストラ騒ぎがありましたが・・・
 
 地域おこしに企業誘致、も考えものですね 
 
 と言うより大企業の身勝手に腹が立ちます!!
 
 先月の新聞でこんな記事が
【補助金で誘致、5年で撤退】

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 パナソニックが千葉県茂原市にある液晶パネル工場の操業停止を決めた
 
 県と市が90億円の補助金を準備して誘致し、06年5月に開業して5年余
 
 県は20億3千万円、市は13億5千万円を支出済み
 
 しかも11年度分を支出した直後の撤退発表
 
 撤退に合わせて当然、非正規社員中心のリストラも予想されると・・・
 
【千葉県だけではなかった工場閉鎖、大リストラ計画】
 
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 地デジ化とエコ減税で売りまくったあおりで消費が落ち込んだ液晶テレビ
 
 事情は分からないでもありませんが、当然予想されたことですし、そのしわ寄せを地域と労働者に転嫁するとは・・・
 
 さすが米倉会長率いる経団連参加の天下のパナソニック(明るいナショナル電気)です
 
 エコ減税も消費者のための減税と思いきや大企業のための減税だったのですね。すみません、勉強不足で・・・
 
 このまま行けば日本再生どころか日本沈没です
 
 そして大企業(多国籍企業)は自前の大船で海外へ~~~
(これももう既に実施済みか〜)
 
 もうすぐクリスマスなんですね~
【市役所前のイルミネーション】

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【週に1回執務中の関連病院のロビー】

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沢山の皆様の参加をお願い致します。「拡散希望」

2011-12-19 20:34:28 | 言いたいことは何だ
http://npfree.jp/assets/images/head_900p.png




世界会議開催まで
あと 26日

http://npfree.jp/assets/images/ticket_banner_side_nos.png←を、クリックしてプログラムを、ご覧下さい。二日分御座います。

 
MORE⇒賛同者の声
「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」の開催にあたり、たくさんの賛同者の方々から脱原発世界会議へのメッセージが寄せられています。
制服向上委員会 会長、シンガーソングライター橋本美香さんhttp://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/MIKAHASHIMOTO2011s.jpg
原発さえなければ   事故は起きない
電力が不足なら    代替エネルギーを考えれば良い
電力が不足なら    みんなで我慢すれば良い
永遠の高度成長なんて ありえないのだから
原発さえなければ   事故は起きない
子供と未来のために  思想や国境を越えて!
アントン・ヴドヴィチェンコさん(社会団体ラジーミチ スタッフ)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/Anton-Photo_2-s1.jpg
私は、日本から遠く離れたベラルーシ、ウクライナ、ロシアの国境が接する地域に住む人々を代表します。私たちの国の人々は日本と同じ「汚染」という問題を抱えています。次にはどの原発が爆発するかわかりません。今こそ私たちの子供たちのために安全な未来について一緒に考えましょう。核災害のない未来を。
枝廣淳子さん(環境ジャーナリスト、翻訳家)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/JEdahiro014-s.jpg
3.11は、私たちの暮らしを支えているエネルギーと自分たちとのつながりを明らかにしました。これまでエネルギーのことなんて政府や業界に任せておけばよいと思っていた、けど、やっぱり自分たちで考えなくちゃ、自分たちで望ましい未来の姿を創っていかなくちゃ、と思う人が増えています。
何があっても放射能を出す心配がなく
CO2も出さず
海外情勢によって断絶・値上がりせず
国富の海外流出ではなく、
地元の雇用や収入につながり
将来世代にいかなるツケも残さず
地球と世界の持続可能性に役立つ
そんなエネルギーは、夢なのでしょうか?
これまで人任せにしてきたエネルギーのことを、もっとそれぞれで考え、お互いに意見を言ったり聞いたりしましょう。「30年後、50年後の日本のエネルギーはどうあってほしいか」を思い描きましょう。私たち市民が望む方向に、社会は動いていくのですから。
中川敬さん(ミュージシャン/SOUL FLOWER UNION)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/h1-photo_all-s.jpg
いかなる御託を並べようが、ホモサピエンスと核の共存は無理! 日本中の、世界中の原発を廃炉にしていくことこそが、今の時代を生きる大人たちの最低限の責任。さあ、はじめよう!
千葉麗子さん(元タレント・実業家)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/f3c11d8a8d7195eefa8aa21a468d80fc.jpg
東京電力がしていることはぶっちゃけ「殺人」だと思います。
早くに亡くなった父が、幼いわたしの手を引いて、福島原発を止めないと大変なことになる、と福島市役所勤務時代に言った言葉をよく覚えています。いつまで首相でいるかもわからない野田さんや石原都知事に原発のことを任せることはできません。母親が、わが子を守るのは当たり前のことだから、わたしたちはもっと勉強しなくちゃいけないんです。わたしは、脱原発の署名運動のとき、渋谷で呼びかけていますが、109に買い物に来ている若い女の子たちも、いつかは子どもを産み、母親になる。みんなにもかかわることだから、彼女たちと同じ視線で、わかりやすい言葉で訴えていきたい。
ノーベル女性イニシアティブ(ノーベル平和賞受賞女性の団体)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/logo-NWI-s1.jpg
原子力は、それがエネルギーのためであろうと兵器のためであろうと、私たちに安全な未来をもたらしてはくれません。私たちはこれまで、原子力のもたらす大規模な放射能災害、出口の見えない核廃棄物問題、巨大な債務、そして核兵器拡散の危険性を目の当たりにしてきました。広島、長崎、そして今度は福島という悲惨な経験をとおし、日本は、いま世界が進むべき方向を示しています。世界が今ある原子力の利用を段階的になくすことができれば、未来の世代の人々により確かな平和と安全がもたらされます。私たち「ノーベル女性イニシアティブ」は、そう信じてやみません。
「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」は行動を起こし、変化を生み出す大きなチャンスです!
上野千鶴子さん(社会学者・東京大学名誉教授・NPO法人ウィメンズアクショ ンネットワーク理事長)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/440b333cc06ea54bcc848d8ec13a4f10.jpg
日本はいま、思考停止とあなたまかせのツケを支払っている。
無知だったわけではない。知ろうとせず、見たくない現実に直面し
ようとしなかったのだ。そしてわたしもその点では同罪だ。
このツケは高くつきすぎた。もうたくさんだ。いま、日本を変えら
れなければ、いったいいつ変えることができるだろう?
きくちゆみさん(著作・翻訳家/東京平和映画祭プロデューサー)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/Yumi-s1.jpg
311原発震災は「地震国で原発は無理」
と私たちに教えてくれました。福島第一原発から大気・海・大地へと放出された放射性物質は、時空を越えてより幼いものにより大きな影響を与えるでしょう。誰もその責任を取ることなどできません。私は「子どもたちに元気に生きられる地球を手渡したい」という一心で環境や平和の活動に関わってきました。原発も戦争も原爆も環境破壊も、もう沢山。311原発震災という未曾有の人災を引き起こした私たちが、世界でいち早く脱原発を実現し、省エネと自然エネルギーで見事に日本を復興させて、持続可能な地球社会を創るサポートができるようになることを夢見ています。原発はもちろん、核兵器も戦争も、一緒になくしちゃいましょうね!「脱原発世界会議」が破壊から再生へのターニングポイントになるよう、応援しています。

鎌仲ひとみさん(映像作家)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/MG_9402.jpg
取り返しがつかない汚染をもたらした原発事故のその後を私たちはどうするのか?日本が原発をやめ、世界に売り込みのもやめる、それが世界から原発をなくす最初のステップになるように私たちが世界と繋がって声を上げねばならないはず。そして、今も被曝し続ける子どもたちを一刻も早く放射能から守るためにこの会議が継続的に活動を続ける礎を残すことを切望します。原発の廃止をただ言葉で求めるだけではなく行動する主体そのものになれるように。
関根 健次さん(ユナイテッドピープル代表)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/e655dbef70f2c9f09ff44663c00e7a52.jpg
ヒロシマ・ナガサキで原爆を経験した日本が、今度はフクシマ原発事故により世界最大級の被曝を経験しました。核兵器と原子力発電所を最も説得力を持って、廃絶を訴えられるのはこの日本です。3.11から間もなく1年となるこの時期に、「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」が開催されることは大変意義深いことです。
脱原発をいち早く実現し、再生可能エネルギーへのシフトをすること。そして日本が変わったということを世界に発信し、世界で起きつつある、「第4の革命」エネルギー革命に日本も加わりましょう!真に持続可能な社会の実現のために、この革命は欠かせません。この変化をつくるために、映画「第4の革命」をドイツから持ち込み、日本全国で上映します。私たち志民のチカラでエネルギーシフトを、今こそ!
きっこさん(きっこのブログ)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/kikko1.jpg
各電力会社や政府は長年に渡って「どんなに大きな地震が起こっても原発は絶対に安全だ」と言い続けてきましたが、今から3年前の2008年、原発や核関連施設の設計をしたメーカーの内部資料によって、多くの原発の耐震構造に計算ミスや意図的な耐震偽装があったことが発覚しました。設計したメーカーは、この事実を1997年に把握していましたが、それを公表せずに2008年まで11年間も隠蔽していたのです。耐震偽装が発覚したのは、現在分かっているだけでも、女川原発、福島第一原発、福島第二原発、柏崎刈羽原発、浜岡原発、志賀原発、島根原発、敦賀原発、東海原発、そして、何よりも恐ろしい六ヶ所村の核燃料リサイクル施設と高速増殖炉もんじゅ、これだけの原発と施設が、設計上の数値よりも低い震度の地震で事故を起こす危険性を持っていたことが分かったのです。そして、今回、この中のひとつが取り返しのつかない大事故を起こしました。時計の針を3.11以前にもどしてやり直すことができない以上、私たちの進むべき道は「同じ過ちを二度と繰り返さない」という道しかありません。今、抜本的にエネルギー政策を転換しなければ、この国は必ず「第二の原発事故」で滅びてしまうでしょう。
湯川れい子さん(音楽評論家・作詞家)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/yukawa.png
原発をアトミック・フォー・ピース、核の平和利用と位置付けてきましたが、それが真っ赤な嘘だということがハッキリしました。
原発が在る所には病気の人が増え、水が汚染され、半永久的に処理できない危険な放射性物質が産み出されて行きます。しかも、いつでも簡単に核兵器が作れてしまう。
これは人為的な事故や自然災害などで、不幸にも爆発しなかった場合の話。どう考えても原発と原爆は、その誕生からして危険な双児の兄弟なのです。
なにが悲しくて、たかだか電気を作るのに、こんな原始的な方法を選択するのか。これは日本だけの問題ではありません。ぜひ世界の人々と共に考えたい事ですよね。
鎌田慧さん(ジャーナリスト)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/kamata.jpg
地震国での原発運転など、
自殺行為だったのだが、
わたしたちはそれを阻止できなかった。
自国民にだけでなく、
世界に放射性物質を拡散させた責任は重い。
その償いは、世界の反原発運動ともに、
原発を廃炉にし、
核武装につながる再処理工場と高速増殖炉を廃棄させる。
被爆と被曝の教訓をつたえ、
政府が狙っている原発輸出をやめさせる責任がある。
(写真撮影:外崎久夫)
雨宮処凛さん(作家・活動家)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/2010ama2.jpg
原発を考えることは、これからの社会・世界を考えること。
「経済」を優先させる社会・世界にするのか、それとも「命」
を基準に考えていくのか。答えは明らかだと思います。
野中ともよさん(NPO法人ガイア・イニシアティブ代表)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/nonaka1.png
2012年が始まります。「いったいどんな年になるのだろう?……」
そんな不安なスタートはやめませんか。
未来は来るものではなく、創るものなのですから。
今、一体何が起きているのか。 真実 ( ほんとうのこと ) を共有しませんか?
2012年、「こんな年にしよう!」
創っていくのは、私たちひとりひとりの市民です。
つながれば必ずできる。エネルギーのこと、放射能のことだけでなく、
食べること、水のこと、森のこと、子育てのこと…さまざまな「日常」を
生きて行くのは私たちなのですから。
主人公は、私たちひとりひとり。つながりましょう。共有しましょう。
豊かな命あふれる惑星に生きている「地球人」として。
湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/yuasa.png
脱原発世界会議2012YOKOHAMAに賛同します。コトが起こったら、もう誰にもどうにもできない、究極の「手に余るもの」としての放射能。「手に負えないんだったら、飼ってはいけません。」ペットを欲しがる子どもに、親が諭すように言うことがあります。そんな「常識」を、私たちもまた政府や東電に諭してあげなければならないのかもしれません。悲しく、情けないことです。
田中優さん(市民活動家)http://npfree.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/tanaka.png
震災と福島第一原発事故から10か月。すぐに影響の出ない放射能被害に、世論は終わった話のつもりになっている。被害が出るのはずっと後だというのに。汚染がれきの話は差別的な問題に変わり、どちらも必要な「除染」と「避難」が対立して語られる。一部の人たちしか興味のない話にされ、しかも議論は混乱している。こんなとき必要なのが大きな視野から語れる場だ。脱原発世界会議の開催を歓迎する。