アンダンテ ~私の歩幅で~

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音楽的

2008年05月09日 | ピアノ全般
今朝、友人からの携帯メールで、
テレビにフジコ・ヘミングさんが出演中であることを知り、
慌てて、テレビのスイッチを、オン!

家事も、他のことも、皆中断して、
テレビの前に座り込みました。

録画してもよかったのですが、
録画すると、私は安心してしまって、
なかなか観ない、という事態にも陥るので…。

「人間は機械じゃない」というのは、
フジコさんが、いつもおっしゃっていること。

フジコさんの原点は、人間であること、
だと、改めて感じました。

昔のフジコさんは、実力を半分も出し切れなかったとも。
フジコさんでも、そういう時期(時代)があったのですね。

フジコさんの言葉には、説得力があると思います。
同時に、フジコさんの音楽も、説得力があると感じています。

それは、フジコさんの内にあるものが、流れて出てきて、
ピアノの音色と共に響いてくるから……。

フジコさんのピアノは、フジコさんの歌。

表に現すことができるって、素晴らしい!


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2 コメント

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フジ子さん (オリーブ)
2008-05-09 19:01:08
フジ子さんが「みんなは音を鳴らさないのよ。音を鳴らせば良いのに。」といった意味の事をおっしゃっていたでしょう?
確か・・・左の少ない聴力しか残されていないのだよね。
ハンディの部分を魂で補って、あのような音楽になるのかしら。
音を鳴らすというのは、音を聴く事からだと思っていたけれど、フジ子さんは研ぎ澄まされた精神状態の中で音への集中力は凄いのだろうなと・・・。
その気迫が観客にも伝わるのだろうね。

でも私・・・。
フジ子さんの私生活のほうに興味沸いてしまいました。
もちろん、あの戸棚の中のお人形もだけど。
一番は「黒柳徹子さん」と仲良しってのに反応しちゃった(笑)。

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麻由子から (→オリーブさんへ)
2008-05-10 11:08:57
オリーブさん へ

いつも、ありがとうね♪

フジコさんくらいになると、
ピアノの鍵盤を操ることができるというか、
1本1本の指が、それぞれ意志を持って音を出せるというか、
そういう風に思えるの。
フジコさんが一番出したいと思う横に繋がる旋律を、
彼女は歌っているのかな。。。なんて思いました。
マリア・カラスのように。

聴力が不十分であることは、以前も聞いたことがあるけれど、
実際に、ご本人の口から聞くと、また凄いね。
「飛行機に乗る度に、悪くなる」なんて。
フジコさんの場合。
すでに音になっている音を聴くのではなくて、
これから音になる音を想像して出しているのかな…。
常に前・・次に続く部分・・だけを考えての演奏?

黒柳徹子さんと仲良し♪
私もすごく印象に残っています。
真央ちゃんのお話が出てきたことも、ちょっとサプライズ。

ためになるお話や、楽しいお話に、素晴らしい演奏が、
ギュッと詰まった番組でした。
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