アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

檸檬色

2007年06月10日 | 誕生色
灰色の雲に覆われていた朝方は、雨が降っていました。
そのうち遠くで雷が鳴り始め。午後になってから、空が明るくなり、夕方には、日も差してきて。

明日は晴れるかしら?

■6月10日の誕生色 
  檸檬色 (れもんいろ)
    明るさ、現実、経営力、自信家

明るくさわやか~、ですね。
現実的で自信もあるので、自然と経営力に繋がりそうです。
常に前向きで、着実に歩を進めていくイメージがあります。
レモンは、身近な太陽のような存在かもしれません。

現代の日本でレモン色と呼ばれているのは、カリフォルニア産のレモンのように、やや緑みを帯びたクールな色なのですね。
クレヨンや色えんぴつも、同じ色目になっています。

レモンから連想できることは、とてもたくさんあります。

私が思い出すことのひとつに レモンケーキ があります。
ある程度の年代以上の方ならばご存じだと思いますが、レモンの形をしたレモンケーキです。

レモン型のケーキ。
その表面は、うっすらと黄色く色づいたチョコでコーティングされ、ケーキは1つ1つ、レモン色の紙で包まれていて。
中でも、私は、キャンディのように包まれていたケーキを思い出します。

中学校を卒業して間もない頃。中学で社会科教師をしていた先生のお宅へ、近所の友人3人と一緒に遊びに行きました。

途中で、手土産にと、レモンケーキを1箱買いました。
レモン色の包み紙で、大きなキャンディのように、レモン型のケーキが包まれていました。そしてまた、ケーキが入っている化粧箱もレモン色。

先生は、ネル・ドリップでコーヒーを入れてくださいました。
当時、自宅で挽いた豆を使ってコーヒーを入れるのは、まだまだ珍しかったように思います。

その上、ネル・ドリップだなんて、なんだか、とっても、特別なことのように思えて、理科の実験を見ているような気もしたりで、私たちは目をキラキラさせて眺めていました。

コーヒーが、今のようには身近ではなかった頃ですし、その年齢では、コーヒーなどほとんど口にしたことのない私たち。

ちょっとドキドキしながらカップを口に近づけて・・・。
すると、コーヒーが口から入ってくるよりも先に、何ともいえない香ばしさが鼻から入ってきて。

それから何年も経たないうちに、その先生がガンで他界なさったとの連絡を受けました。
 

とても愉快なお人柄で、授業も楽しくて……。

当時、ちょっぴりオシャレだったレモンケーキと、少しばかり背伸びした気持ちでいただいたコーヒー。

あの味には、もう二度と会うことができないのだと。

■6月10日の誕生花 























花の名前 主な花言葉
ヒゲナデシコ 細やかな思い
アカンサス 巧妙
ジャスミン 愛らしさ
ホタルブクロ 正義
マンサク 霊感
ベニバナ 化粧
カキツバタ 幸運
ユキノシタ 深い愛情
マツバギク 勲功
ラナンキュラス 光輝を放つ




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