アンダンテ ~私の歩幅で~

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カーネーション

2006年05月15日 | 誕生花
   

<5月15日の誕生花>
  カーネーション
   ・撫子(なでしこ)科
   ・学名 : Dianthus caryophyllus
         Dianthus = ナデシコ属
         caryophyllus = ナデシコに似た姿の
   ・原産地 : 地中海沿岸
   ・和名 : オランダ石竹(おらんだせきちく)

<花言葉>
  あなたを熱愛する、情熱、熱烈な愛情、熱愛、美しい仕種、
  あらゆる試練に耐えた誠実、良き競争相手、純粋な愛情、
  貞節、若い娘、感覚、感動、純粋な愛情、
  侮蔑(黄)、さげずみ(黄)、愛の拒絶(白)

今日の誕生花、カーネーションの
花色は、赤、黄、白、桃です。
最近では、ふちどりされたような感じのお花も
見かけるようになりました。

大輪よりも、小さめのスプレー系が
多く出回るようになったと思います。

開花時期は、4月頃から7月頃です。
(環境が良ければ、もう少し長いと思います。)

5月の第2日曜日は「母の日」ですね。
その年によって多少前後しますが、
こどもの日が終わる頃から、お花屋さんの店先に
カーネーションが並び始めます。
そして、母の日間近の週末になると、
花束や鉢植えがズラリと並びます。

20世紀はじめ、アメリカのアンナ・ジャービスさんが
母親を亡くし、とても悲しみました。
そして、キリスト教の教会で母親を悼び、
母親が好んだカーネーションを捧げました。
参拝に訪れる方々にもカーネーションを配りました。
そのことが、人々に深い感銘を与えました。

1907年、5月の第2日曜日が「母の日」に制定され、
母に感謝を込めてカーネーションを贈る風習が定着し、
その後、アメリカから多くの国に広まりました。

カーネーションの語幹の「carn」は「肉」を意味し、
「carnival(謝肉祭)」などの語幹と同じです。
「carnation」はイタリア語で「肌色(淡紅色)」の意味です。
もともとカーネーションは「肌色」だったらしいです。

キリスト教の世界では、
聖母マリアの涙から生まれたともいわれています。
また、ヨーロッパでは、古代から
神々に捧げる花冠を作るのに用いたとされています。

昨日は母の日。
あなたにとって、どんな母の日だったでしょうか?


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