大阪純喫茶めぐり2日目。
ここに来るために大阪まで来た、
と言っても過言ではないくらい楽しみにしていた純喫茶へ。
私にとって、純喫茶の魅力がほぼ詰まってます。
喫茶タンポポ
撮影の腕がよろしくなく、外観は暗い印象で写ってしまいましたが、店内はマスターの笑顔で明るくやさしさあふれる世界でした。
中から入口を写した画像。
道路に対して斜め45度くらいの角度のガラス扉、
そのガラス扉の昭和ポップなお花のプリント、レトロかわいいガラスブロック、ピンクの電話、レースのカーテン・・
何もかもが好み。
店内の撮影も快くどうぞどうぞと承諾して下さいました。
そして1本足の、駅のベンチのような椅子!
しかも好きな、少しくすんだオレンジ。
床の模様も昭和度高くて素敵。
そしてマスター!!(後ろ姿だけど・笑)。
立派な白髭をたくわえた、何もかも乗り越えていらしたような、笑顔が素敵なやさしいマスター。
カウンターとの仕切りもかわいい。
ケースに満タンに入ったコカコーラの空きビンまでもが、レトロなオブジェに見える(笑。
モーニング、安過ぎます!
トーストと玉子はタダってこと!?
大阪に来て改めて思ったのは、モーニングってお店のサービス・良心なんだなぁということ。
お客さんが撮影したというマスターの写真。
マスターは私達がちょっとした質問をすると、穏やかに丁寧に応えてくれます。
神奈川から来たことを告げると、嬉しそうにしてくれました。
昔ながらの掛け時計がゆるやかに時を刻む・・
ような気がする。
パンはほどよくバターが染みて美味しい。
茹で卵も絶妙な半熟!トロッとしているのだけど食べやすさの配慮があり、落ちてこない。
コーヒーも朝らしくスッキリ。
ミルクセーキ飲みたくなって追加オーダー。
わーーグラスが素敵!
グラスに見とれてもう味なんてどうでもよいと思ったけど、卵の味がして美味しかった。
一人ひとつずつ、マッチをくださいました!
これで裏表です。タンポポのお花と綿毛。
今度訪れる時は、店名の由来を聞いてみよう。
電柱が庇を貫通しています!
穏やかでおおらかで、やさしい時間が流れる純喫茶でした。
いつまでもいたい、出るのが惜しい、そんな風に思ったのは久し振りです。
同僚も同じ思いでした。
「マスターが素敵な純喫茶」をあげるとしたら、たくさんありますが間違いなくbest1。
再訪が叶うことを祈るばかりです。