2023年7月追記
こちらの店舗は7/30で閉店されます。※移転予定(店主インスタに告知アリ)
以下は2020年11月の訪問記録になります。
季節ものスイーツを先にアップしておりますが、時系列だとやっと2020年11月分です(汗
昨年11月、元同僚で今は友人と押上・向島方面へ純喫茶巡りに出向きました。
(現地集合・現地解散・マスク会食^^;)
まずは押上で待ち合わせして、有名な純喫茶へ。
季節の生ジュース・くるみパン カド
純喫茶好きなら一度は訪れる、聖地のような純喫茶。
関東以外の遠方からも。
たまにスナックなどで見る、煉瓦と鉄平石の組み合わせも良き。
店内へ入ると、いきなり素敵なアンティークの数々がお出迎え。
オープン直後は、お母さまらしき方もいらっしゃいましたが、いつのまにか退席?され
二代目マスターが切り盛りしていました。
午後からまたいらっしゃるのかな?
店内360度アンティーク!
あちこち首を回して見ちゃいます。
マスターも私たちのような客に慣れたもので、どんどん撮ってねと。
あ!「芸妓屋組合」の文字。
そう、ここは花街向島。
コチラにも向島芸妓屋組合。
向島は新橋、赤坂・芳町(今の日本橋人形町)・浅草・神楽坂と共に東京六花街のひとつ。
今も料亭のお座敷と、芸妓による舞や唄などの伝統芸能が継承されています。(行ったことないけど)
昔は、向島の喫茶店は料亭客の待ち合わせ場所として、重宝されていたそうです。
カウンター奥や天井にまでずらりと飾られた絵画は、マスターのお父様である先代が収集されていたものですって。
年に一回、絵を入れ替えるらしいのですが、ちょうど私たちが行った前日に入れ替えたのだとか。
入れ替えホヤホヤですよ!と言われましたが、逆に入れ替え前を観たかったーー
で、後日また来てその違いを観たかったな^^;
ところでこちらは創業63年。
内装は、作家・志賀直哉の弟である直三氏が手がけているそうで、
先代が知り合いだったとのこと。
いやはや、まさに博物館級!
レジスターとか、細かいところも色々撮影したかったけど、めまいがしそうでした笑
パンとジュース、千円くらいでこんなに芸術品を鑑賞できるなんて!
さて、、、
二人とも人気の「活性生ジュース」と、私は「くるみパンコロッケサンド」
友人は「くるみパンメンチカツサンド」。
生ジュースは創業当時、二日酔いの芸者さんや男性客に好まれたそう。
なるほど~さっぱりしてますもんね。
美味しかったし、お昼これで充分でした。
サンドは店内のみ、くるみパンはテイクアウトもあり、常連さんらしき人が買いに来ていました。
昭和の純喫茶は、それぞれ独自の雰囲気が自然と出来上がり、ひとつとして同じお店がないのがよいところ。
こちらはその最たるお店でした!
道路の向こう側から見ると、
あんな濃厚な空間とは誰が想像するだろう。
そう、昔一度前を通ったんですよね。
まだカフェ巡りしていた頃で、気にはなったけど次のカフェへ向かってしまった。
これから行く人は、お腹をすかせて行ってくださいね!
このあとも純喫茶へ行きますが、レトロ建築を撮影しながら歩きます。
それはいつか本家ブログにて。
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