2021年の訪問記事を更新中ですが、
先にこちらの古民家カフェを。
昨年2022年の1月。
年始からの連勤が終わって疲れがとれた頃、かねてより気になっていた国府津駅を降りました。
伊東の母宅(数年は熱海)へ向かう際、いつも通過だけだった国府津。
好きそうな看板建築や木造が立ち並んでいるよ、と何年か前から聞いていたのですがやっと歩いてきました。
主に関東大震災後に建てられたと思われる建物が、東海道沿いに点在しています。
その途中で出会った木造古民家カフェ。
この日はランチを全く考えておらず、ここを見付けるまで「食べるとこないな~どうしよう・・」と思っていたので、神様かと思いました笑
「長谷川家住宅」というそうですが店舗及び主屋は昭和2年、石蔵は大正5年の竣工で、ともに国登録有形文化財。
かつては陶器店だったそうです。
精進カフェマリアージュ
漢字では「毬亜樹」。
電話25番!
歴史的建造物を撮影していると、このプレートを時々目にします。
1~4桁の電話番号は手動交換機時代の番号だそうです。
手動交換機時代・・昔、朝ドラで見たことあるかも^^;
電話交換の自動化が始まったのは1926年(大正15年)、関東大震災後の東京と横浜からだそうなので、
ここ小田原市ではそれより少し後かもしれません。
全国で手動→自動まで完了するのに相当の年月がかかったそうです。
おお!神奈川で電力プレート(通称デンリョクというらしい)を見付けるとは思わなかった。
東京では、たまに見付けます。
銅製の雨樋。
都内でもたまに見る。神田界隈とか台東区墨田区足立区とか。。
頑丈な出し桁造りの木造建築。
消火栓の琺瑯プレート。
ありそうで、今ではなかなか無い貴重なもの。
この海に向かう路地も良き。
この日はまだオープンして2ヶ月後くらいで、店主さんも「どんどん撮っていただいて広めて下さいね」とおっしゃっていました。
確かに訪問当初は、帰宅後調べてもネットに情報がありませんでした。
1年経ってしまい申し訳ないですが、今はきっと色々な方がアップしていると思われます。
陶器店時代の風情そのまま。
テーブルや椅子もオシャレ!
訪問時、まだ1月初旬でした。
精進料理のカフェなので、豆料理が多めです。
チリコンカンとか、レンズ豆のカレーとか旬野菜と豆のスープなどなど。
「白いんげん豆とひき肉のコロッケ」のプレートにしました。
まず小鉢、胡麻豆腐とピクルスです。
ピクルス、鮮やかでかわいい^^
そしてこちらがメイン、白いんげん豆とひき肉のコロッケ。
雑穀米と、薬膳っぽいスープ。
どれも美味しい!精進料理と聞くと薄味かなと思いきや、味もしっかりついています。
プレートにも野菜がいろいろ。
このちょっとずついろいろ、が嬉しい。
家でやるには大変なので・・
スプーンが変わった形。
セットのデザート。
身体にやさしく美味しいごはんで、冷えた身体も温まりました。
久し振りにブログのタイトルにのっとった記事だなぁ笑
お手洗いがある廊下。
昔懐かしい空間です!
ちなみにアップはしませんがお手洗いの床は、黒・グレー・白の「玉石タイル」でした。
タイル好きにはたまりません。
洋式でしたので、おそらく和式からリフォームされたと思います。
この日は国府津と下曽我も歩いたので、街並みやレトロ建築については本家ブログでいずれアップします。
※インスタには投稿済み
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