かつて三菱ふそうといえば三菱グループの末席を占める存在であったはずだ。同じく三菱自動車も、ややもすると末席ではあったのだが、何故か三菱自動車はグループが助け、ふそうはダイムラーベンツ社に身売りすることにあいなったのである。この差は何なのか、部外者には明白なことは窺い知れないが、想像に任せて記してみたい。
三菱ふそうは元来三菱自動車の持ち株会社であった訳だが、例の悪質至極なハブのリコールや、前代未聞のクラッチベルハウジングの強度不足など、あまりにも杜撰な設計の連鎖による企業イメージの低下は極めて大きく、たぶん三菱銀行や三菱商事などの金曜会の主導者から、ふそうの身売りについて採決を受けたのであろう。また、自衛隊向けの国防車両は戦車や護衛艦、航空機は重工が担っており、小型車については三菱自動車にて製造しており、ふそうが大きく関わる国防製品はないということもあったのだと思われる。
気の毒なのはディーラーである。メーカーの思惑に振り回され、度重なるリコールの実施に過重な労働を強いられ、商品は不慣れな外国製エンジンを取り扱わざるをえないというものである。
三菱ふそうは元来三菱自動車の持ち株会社であった訳だが、例の悪質至極なハブのリコールや、前代未聞のクラッチベルハウジングの強度不足など、あまりにも杜撰な設計の連鎖による企業イメージの低下は極めて大きく、たぶん三菱銀行や三菱商事などの金曜会の主導者から、ふそうの身売りについて採決を受けたのであろう。また、自衛隊向けの国防車両は戦車や護衛艦、航空機は重工が担っており、小型車については三菱自動車にて製造しており、ふそうが大きく関わる国防製品はないということもあったのだと思われる。
気の毒なのはディーラーである。メーカーの思惑に振り回され、度重なるリコールの実施に過重な労働を強いられ、商品は不慣れな外国製エンジンを取り扱わざるをえないというものである。