私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

バスの話題2つ

2015-12-31 | 事故と事件
 その1ですが、新車のバスの受注が増加しており、納期が1年を超える状態だとのことです。バスは特装車に近く、乗用車の様な自動化された製造ラインを持っていませんので、急激な受注の増加には対応が困難なことがあります。今回の受注増加ですが、中国人などを筆頭とする外国人旅行客の増加や、東京オリンピックなどを見据えた増車への流れがある様です。なお、数年前に生じた新潟での大事故により、運行管理が大幅に強化された . . . 本文を読む

信頼感なき職業と貧しき政治

2015-12-28 | コラム
 この世の中、各種職種があって、一見楽そうに見えはしても、外から見えない苦労があるものでしょう。そして、何らかの事由により、それら職業の者と関わらざるを得ない場合がありますが、大まかに感じることですが、世に云う何らかの権力を持つもの程、いいかげんなことを宣う輩が多いのだと感じ続けているのです。  独断ですが、信用ならぬ職種を順位別に列記すると、政治家、弁護士、検事、裁判官、警察官、医師、役人とい . . . 本文を読む

100年前の旧天城トンネルのこと

2015-12-27 | 沼津そして伊豆周辺
 今朝は下田へ向かう途中、ハイペースで飛ばして来て余裕もあり 、左へ切れ込んで旧天城トンネルを10年ぶりに通過してきた。途上の道は、昔よりあれており、深い轍が多く、左右へのハンドルコントロールをしないと腹を擦りそうだが、そんなこともなく到着。伊豆の踊り子など、数々の作品に登場する100年前のトンネルを久しぶりに見たのです。 . . . 本文を読む

忘れまじき「青春」の詩

2015-12-26 | コラム
本年度も終わろうとしています。今年も、なんだかんだとありました。現在進行系の問題も種々あり、めげることも度々です。そんな弱気の時、思い出す詩が以下なのです。 「青春」という詩ですが、私の心に響くものです。作者はドイツ系アメリカ人のサミュエル・ウルマンという方です。ダグラス・マッカーサーや、松下幸之助も、座右(ざゆう)の銘(めい)にしてきたと伝わります。以下に紹介致します。 青春(YOUTH) . . . 本文を読む

悪魔の動力たる原子力

2015-12-22 | コラム
 電車の中で「私は浜岡原発で働いています」なる中電の広告を見て思ったことを書き留めてみたい。まあ、広告の主旨は原発への風当たりが厳しく再稼働もままならぬ浜岡原発を、なんとかしたいとうことなのでしょう。そこで、真剣に取り組んでいる従業員に名を借りて、「こんなに真面目に運転しています」といいたいのでしょう。  坊ちゃん首相がなんとほざこうが、ハッキリ云って当方は反原発です。幾らCO2の問題とか石油だ . . . 本文を読む

ショックなボルト折損とその復旧

2015-12-21 | 技術系情報
 整備作業でボルトの締め弛めは日常茶飯事のことですが、稀に妙な手応えと同時にボルト折損を認識することがあります。まったく嫌な瞬間です。しかも、折れ残ったボルト残部が、簡単には取り除けそうもない場合、これからの追加作業を想像しつつ、途方に暮れるなんてことは、作業の経験者なら良く判ることでしょう。  昨日のこと、件(くだん)のボルト折れが生じたのです。クルマと部位は、大型バスのオルタネーターアジャス . . . 本文を読む

今朝も富士が美しい

2015-12-21 | 沼津そして伊豆周辺
 寒い朝です。沼津市内浦から見た富士ですが、笠雲で頂上付近が覆われていますが、美しい。昨日の慌ただしい夜間までの作業で、疲れが残る月曜を迎えています。 . . . 本文を読む

冬が来た

2015-12-18 | 沼津そして伊豆周辺
 今朝は冬が来たことを実感する。富士山の雪が断然増えている。フロントウインドも凍りついている。  乗っているのはプリウス30だが、始動後の冷却水温の立ち上がりは予想以上に早い。しかし、このプリウス、燃費は確かに良いが、ステアフィールはただ軽いだけ、エンジン(モーター)の駆動はタイムラグの連続、エンブレ効かず、リヤサスもリジットでハーシュもそれなりと粗が目立つ。内装も見かけは斬新さを狙ったのだろうが . . . 本文を読む

長寿命に驚き思うこと

2015-12-15 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 偶に乗るローカル鉄道ですが、ステン車体はスポット溶接跡もそのまま無塗装ですが、まったく錆もなくデザインを除いては、それほどくたびれた感もないものです。  乗り込むと、気になるのが、車両妻部のメーカー銘板と製造年です。東急車輌 昭和55年と記してあります。1980年だから、製造後36年も経ているのには驚きます。  これには、クルマにおける車検時のレベルを遥かに超える、大掛かりなオーバホールを繰 . . . 本文を読む

BMWミニR53オーバーヒートのこと

2015-12-15 | BMWミニ
 昨夕のこと、1ヶ月超でお蔵入りしていたR53(BMWミニ・クーパーS・6MT)を日頃付き合う板金屋さんへ自走しましました。やはり53は56のターボよりメカチャージャーだけあって低速トルクがあるなあなどと思っている内、サーモスタットの開弁温度に達してからでしょう水温が上昇して行きました。  板金屋さんまでが遠ければ途中で止まり対処しましたが、比較的近いので水温計は振り切り赤ランプまで点灯しました . . . 本文を読む

BMWミニR50レギューラーガス入れレポート

2015-12-15 | BMWミニ
 ハイオク(プレミアム)ガソリン指定車にレギュラーガソリンを使用したレポートとして記します。但し、これはBMWミニR50(5MT)のものですので、すべてのクルマに該当するものでないことは承知しておいて下さい。  ます、ハイオク仕様にレギュラーを使用すると、ノッキングを生じ易いということは、種々の書籍に記してあるとおりです。ところで、昔のエンジン屋はノック音を聞いてきましたが、今の者は実際のノック . . . 本文を読む

BMWミニ R50 ゴトゴト音解消記

2015-12-12 | BMWミニ
 表題車に限らず、走行時の車両各部からのゴトゴト音を生じることが、経年車では時々あることです。この異音の代表例としては、サスペンションのラバーブッシュの摩耗や疲労劣化があるでしょう。また、特にFF車では駆動反力を直接受けやすいことから、エンジンマウントの不具合もありがちです。  今回のR50(5MT)ですが、サスペンション各部の接合部に異常は見当たりません。エンジンマウントも外見からみる限り、ラ . . . 本文を読む

強風の今朝、西進強行

2015-12-11 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
今朝は、海沿いの国道1号線を西に向け走行しました。 まずは、松林(千本松原)の走行ですが、落葉が酷く、雪の轍ならぬ落葉の轍と化しています。轍を外しちょっと急転舵でもしようものなら、ドリフトアウトの危険を感じます。 それと、走行中は落下した大きな木枝を避けつつ走りますが、時々後ろの方でバキとかカーンと音がし気になります。そして、フロントガラスに小枝当たったのでしょう、けっこう大きな音がしビ . . . 本文を読む

沼津市内浦の夕暮れ

2015-12-09 | 沼津そして伊豆周辺
 ところは沼津市内浦の夕暮れです。海沿いの道を歩いていると、浜風が身に染み通ります。  右手に見えるのは淡島です。民家はありませんが、ホテルや水族館があるレジャーアイランドです。しかし、先の大戦中にこの島に魚雷など海軍の試験場があり使われたと聞きます。そして、この、内浦、靜浦などスルガ湾の奥各地の海岸線に沿い、写真の様な洞窟様の横穴が今でも多く残されています。これが大戦末期の米国軍の上陸作戦に備え . . . 本文を読む

自動運転実験車が被害事故ばかり起こす意味とは・・・

2015-12-04 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 下記のGoogleが開発中という自動運転実験車がもらい事故(主に追突)が多いという記事を読み、自己体験から思うことを記してみます。  過去、30年近く、交通事故の損害調査や示談関係に関わり、その総件数は総計1万件を超えるでしょう。その中で、加害にしろ被害にしろ、同一人物が繰り返し事故を起こすという事例を何度か垣間見てきました。これら事例には、極少数ですが後方の接近車を誘い込み急制動して追突させ . . . 本文を読む