過日、下記のフェリー火災事故の件だが、種々気になるのでNet経由で情報を集め整理してみた。
1.フェリー火災事故の概要
H27年7月31日17時頃、旅客フェリー「さんふらわあ だいせつ」(全長190m・11400トン)の第2甲板の積み込み車両から出火した。乗り組み員が消火活動を行ったものの延焼し、そのため同18時30分頃、船長による総員退船命令で旅客および乗組員は救助された。しかし、二等航海 . . . 本文を読む
つい先日の早朝のこと、関わるホテル駐車場において、日野セレガ(Jバス)のかなり新しい車両を見る機会があったので、ぐるり一周の簡易な構造研究をしてみた。Jバスは2005年(13年前)から、日野といすゞが共同でバス製造を行っており、いわゆる観光系は小松工場(石川県・元日野車体)で、路線系は宇都宮工場(栃木県・元IKコーチ)で行っているそうだ。
さて、今回眺めた部位の写真は実際の写真およびNetで . . . 本文を読む
つい先日(7/26)、神戸製鋼高砂製作所内で新車クレーン(コベルコ建機)の性能検査中、クレーンジブが崩壊し死傷者4名を出すという事故が生じたとのことを報道で知る。それでなくとも、クレーンに関わる事故というのは、大きく報道されないものも含めれば多数生じているのだが・・・。考えて見れば、近世になり人間は様々な巨大構築物を作って来たが、クレーンという機械があったればこそのことであろう。太古に作られたエ . . . 本文を読む
GoogleMAPで口野付近を見ると、”口野の切り通し”なる名称が目に付いていたので、本日朝方に探索を行った。
切り通しなる入口には通行止めのバリケードが・・・。でも、歩行者は十分通れるスペースが脇にあり失礼して侵入すると、十数メートルも入らないで前方に数百キロはありそうな四角い落石が鎮座している。しかし、左右に特有の横縞模様の石の壁が高さ10メートルを超す壁となった奇景の道路だ。しかし、カ . . . 本文を読む
思えば自動車整備関連業というのは、関連業務に伴い結構なリスクが内在している。すなわち顧客から受託した高価なクルマ(中には1億を超えるクルマだってあるだろう)を整備や運航に関連して、何らかの失策により損壊させた場合、委託者に対し賠償責任が生じるからである。具体的は以下の様なものであろう。
①受託中の移動や保管中に、何らかの事故により受託車両を損壊させたり第三者たる相手方に賠償場合を生じた場合。
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口野の狩野川放水路放出口そばにある口野トンネルは何度もクルマで通過しているが、放水路側から進入すると、車道とは別に右側に切れ込んだ細い歩行者用トンネルがあるのを気になりながら見ていた。今回は、この歩行者用トンネルを探索してみた。
トンネルの位置関係は、写真の通りであるが、平行ではなく車道用のトンネルとは30度程の角度が付いて貫通している。まずは、歩行者用トンネルの北側入口前にクルマを止め、入 . . . 本文を読む
つい過日のこと、関わるバス会社の営業バス(ふそうMM822H)の3ヶ月点検その他を行った。このバスは、今年3月にふそうディーラーでフロントセンターメンバーの腐食リコール修理(溶接付けメンバー取替)を行った車両だ。しかし、今回の腐食リコールは前輪サスペンションだったが、後部のエンジン廻りのサブフレーム周辺などにも、結構腐食は進んでいる様子が伺える。しかし、このバスは、車齢はそこそこ古いが、元白ナン . . . 本文を読む
黄瀬川流域には幾つか滝があるが、その中でも最下流となる沼津市大岡南小林地区にある「鮎坪の滝である。この滝周辺は、市である程度の整備をしているのだが、何故に周辺は古くからの住宅街で駐車場所の確保もままならず、見たことがない方も多いのではなかろうか。
この滝もそうだろうと思うが、過去の巨大地震により段差が生じ生まれた滝の一つなのであろう。この滝の至近には、地震窪の碑といのが、住宅街の中にひっそり . . . 本文を読む
今日の探索は、井上靖翁の自伝小説たる「しろばんば」に出てくる旧三津坂隧道(トンネル)を目指すことにした。途中、本通から恣意的に旧道に切れ込み、左右の風景を眺めながら行く。予想通り、昭和の前期から中期ぐらいの建物がけっこう多く残されていて面白い。それにしても、道幅は4m弱しかない細い道だが、往時は交通量は少ないとはいえ、ここをバスやトラックが走っていたのだから驚く。
この旧道は、当たり前のこと . . . 本文を読む
今日の報道で、ヤマト運輸が企業顧客に見積額が実際額より過大だったとして、謝罪し返金すると報道されたことに、私の常識と随分な乖離があり、異論を記してみたい。
そもそも見積という行為は、顧客の要望に応じ、商品の受注契約を受ける前段階として行われるものであろう。従って、過大に見積を高くすれば顧客の判断において、多の業社に仕事を奪われるリスクを見積は内在している。また、過小に見積を行った場合は、実作 . . . 本文を読む
新幹線の話題を記すのは幾度目のことだろうか。鉄道オタクのつもりはさらさらないが、機械オタクとして新幹線というシステム総体に関心を持ち続けていると云うことだろう。
前にも記しているが鉄道史を関心持っている方なら承知のことで、新幹線開発のルーツとして、太平洋戦争のちょっと前に構想が上った弾丸列車計画というのがあったそうだ。東京から福岡まで、広軌複線で時速200キロの高速鉄道を走らせようという構想 . . . 本文を読む
昨日、元復興大臣・松本龍(以下松本某)の訃報報道がなされたが、雑感を書き留めておきたい。なお、死者を鞭打つとのモラルを指摘する意見もあるだろうが、元公人に際の仕業であり、このような愚劣な輩が今後も登場する可能性はないとはいえぬので明記しておきたい。
①松本某は、東北震災時における復興相であったが、現在は落選し一私人になっている。復興相当時に、それなりの成果を上げたという話は聞かぬが、そもそもこ . . . 本文を読む
およそ古いクルマに魅力を感じ続ける中、種々の工場でレストアを手掛けていたり、その途上で放置状態で鎮座している姿などを度々見続けて来ていた。そんな中で知る知識から、レストアとは企業として取り扱うに、相当の難しさがあるということを痛感する。すなわち、必ずしも新品でなくても良いが代替え部品の入手が困難を極め続けることになる。そして、代替え部品相当を一品物として製作するにしても、その工数は相当なものとな . . . 本文を読む
先に暑かった14年前のことを記しているが、同年8月末に遅い夏休みを取ったのだが、この時間を利用して移動式クレーン免許を取得したので、その記憶のことを記してみたい。
クレーンについては、ビル建設などや工場天井に設置される天井式だとか、船などに装備されているデリックだとか、トラックに搭載されたり、独自のシャシ(下部走行体)に搭載される移動式クレーンなどに区分される。この内で、取得した免許は移動式 . . . 本文を読む
今年は全国的に酷暑となっている。我が住まい地は、冬は雪が僅かに舞うことすら珍しいほど寒くなく、夏も酷暑という日は何日あるかというぐらい少ないのが例年のことながら、今年は暑い日が続いている。
こんな中、PC内に蓄積された画像アルバムを見て思い出したのが、14年前(2004年)の酷暑の年だ。この頃、サラリーマンで愛知県西三河地域(豊田、安城、刈谷などがある地域)に赴任し、終日クルマで各所を移動し . . . 本文を読む