2022年の精神障害での労災申請過去最多
この労働者の精神的労苦が近年高まったいると云うことは、様々な局面で理解できるところだ。つまり、端的に述べれば、企業収益が全体として頭打ちになりつつ、かといって人員を投入したり機械化などの設備投資をすることなく、ただただ精神論で目標必達とか数値管理を強めていく中で、労働者は余裕を失っていくということがあるのだろう。そういう中で、パワハラ事件も起きるし、労災 . . . 本文を読む
オスプレイを購入運用すのは米と日本だけ
現在、佐賀空港に自衛隊のオスプレイ配備のための工事が24時間体制で進められているという。
このオスプレイだが、ウィキペデアで調べてみると、米軍で正式運用開始されたのが2005年からで、2020年時点で通算400機のV-22オスプレイが納入されたと云う。
オスプレイというと、乗員が死亡する様な重大な事故が多いという印象があるが、以下の様な記述がNetに . . . 本文を読む
我が国最初期バス物語
4年程前、Youtubeで発見した、1936年(昭和11年)映画作品(松竹)「有りがたうさん」(旧仮名遣いですから「有りがとうさん」の発音です。)タイトル上に「川端康成作」とあります。主演のバス運転手役は「上原謙」氏(ご存じ加山雄三氏の父上です)。
このロードムービーたる作品に引き込まれたのは、走る地にもあります。伊豆を愛した川端氏の作だけあって、伊豆下田と明確ではない . . . 本文を読む
ふじあざみラインの道路傾斜ぶり
昨年10月のふじあざみラインの下り坂でのバス事故に対する関心は高く、今年5/21には事故現場に赴いて改めて事故現場のカーブの曲率とか路面の状態などの実際を観察しレポートを記している。(下記記事参照)
【過去記事】
ふじあざみラインバス事故現場に立つ
2023-05-21 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/e8 . . . 本文を読む
ふじあざみラインバス事故裁判始まる
昨年10月に生じたふじあざみライン下りのバスで生じた下り速度の出し過ぎによるブレーキフェードによる大型観光バスの転覆事故(1名死亡、28名重軽傷)の地裁審理第1回公判が6/28にあった。
【ウワサの情報】
本件の1名死亡者だが、筆者の想像では、運転車の後部席窓側に乗者していた乗客だと想像できるのだが、当該バスが右側に横転した際、右サイドガラスが破損すると . . . 本文を読む
フォルクスワーゲン 排ガス規制逃れ アウディ元会長に有罪判決
2015年に米国で発覚し、一連のVWグループで問題化したディーゼル排出ガスの詐欺プログラム内蔵エンジンECUの搭載、元アウディ会長兼VW取締役の裁判が執行猶予と罰金110万ユーロ(1億7千万)で司法取引にょり決着したことを伝えている。
この問題では、12018年に発覚当時VWの社長だったマルティン・ヴィンターコーン氏が米国で起訴さ . . . 本文を読む
ポルシェパナメーラ火災の恐れリコール
ちょっと以前に気づいていたのだが、掲載しようと思いつつ失念していた、今年3/27日付けパナメーラのリコール届けだ。
リコール内容は右フロントフェンダ内側に装着されるエアコン用クーラントポンプ(電動式)で、ポンプの加熱から最悪の場合火災になるというものだ。
対象期間はH28年からR3年まで、対象台数3200台余で、不具合(認知)件数87件、事故はゼロ . . . 本文を読む
自研センター小史 その2
前回自研センター小史その1として非売品小冊子「自研センターのあゆみ-20年小史-」の内容からその概要を紹介したが、今回のその2では、先のあゆみ小冊子以外から知りうる歴史として記してみたい。
私は1984年(昭和59年)からアジャスターに採用され、その実務に20数年関わることになったが、周辺資料だとか諸先輩などから伝え聞いてきた内容として書き留めておきたい。
1.調 . . . 本文を読む
北海道八雲町バス被害事故の再考
6/18に生じた北海道八雲町のバス被害事故だが、バス製造メーカーとしてはJBUS社(日野セレガ)と判るが、改めてその車体損傷の激しさに驚かざるを得ない。
写真から伺えるに、バス運転手席がほぼ無くなっていることに驚かざるを得ない。この様な大きなバス事故として、2017年6月の東名高速・新城IC近くの対向乗用車が中央分離帯を越え飛翔して来たバス事故をが、今回と同じ . . . 本文を読む
「Dappi」裁判経過
SNS投稿で、アカウント名「Dappi」で安倍政権与党寄りの投稿を繰り返していた問題だが、立民・小西洋之らが民事訴訟していた。この訴訟内容について、東京新聞が伝えている。
東京地裁で被告会社の取締役2人への本人尋問があった。初めて出廷した同社男性社長は、会社による「業務」としての組織的投稿を改めて否定。従業員の1人とされる「投稿者」の名前を明らかにすることも拒否し、結審 . . . 本文を読む
名阪国道・天理東IC付近でトレーラー路外逸脱事故
6/24午後2時頃の事故だと云うが、名阪国道・天理東IC付近で起きた大型トレーラーの路外逸脱事故が報じられている。運転手は死亡だというが、むしろ他の車両とか人の巻き込まれがなかったのが不思議なくらいの路外逸脱の仕方をしていることに驚く。
路外逸脱しているトレーラーは海上コンテナというタイプだが、報道がでみるとトレーラーシャシと分離し、コンテナ . . . 本文を読む
DRP(損保指定工場)衰退のきざしか?
DRPとはダイレクトリペアプログラムの略だそうだが、意味的は直需を指すのだろう。ところで、板金塗装業とは、昔からだが下請け体質が強い業種と云われてきた。そういう中で、1995年前後から、このDRPという言葉と、損保の指定工場ということが俄に業界に衝撃を与えたと思える。
そもそも、この1995年前後は、バブル崩壊の影響があらゆる業種に影響を与えつつ、景況感 . . . 本文を読む
自研センター小史 その1
ここでは、本の表題が「自研センターのあゆみ -20年小史-」という本の内容を中心に、何回かのシリーズに分けて、その内容からしれる自研センターおよび損害保険会社の主に物損関係の査定のことなどを記してみたい。
この「自研センターのあゆみ」は表紙カバーと奥付を添付するが、1994年3月に発行された文庫サイズ本で総ページ数300弱というものだ。内容としては、副題に20年小史 . . . 本文を読む
カルガモ走行ETCレーン通過 続報
6/20に記した、高速道路の出口ETCレーンで前走車に接近追尾してETCレーンを通過することで、不正に750万円程の料金を逃れていたという件の続報として知ることを書き留めたい。
【過去記事】
前走車に張り付き追従する「かるがも走行」でETC通過で高速料金踏み倒し
2023-06-20 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wisema . . . 本文を読む
イタルダ・交通事故国際比較からの6国の比較
イタルダ((財)交通事故総合分析センター)は、交通事故の様々な統計分析が発表されている。その中で、国際比較というジャンルで現在最新は2020年度版として掲載されているデータから目に付く情報をお伝えする。なお、同リンクは以下だが、データ(pdfなど)のダウンロードには、会員登録(無料)が必用だ。
https://www.itarda.or.jp/mate . . . 本文を読む