さぶ(SUBU)を見て(DVDレビュー) 2011-08-27 | 論評、書評、映画評など 表題作は2002年の単発テレビドラマですが、原作は山本周五郎の同名小説です。原作を読み、栄二の思いや、さぶの栄二に対する友情の深さ、栄二に対する仲間の温かい目など、人に潜む憎悪と対局にある優しさみたいなものに、強く心を動かされた思いがあります。 一般に原作本で感動した作品がドラマ化され鑑賞すると、原作で頭の中に生み出された人物イメージと、具体化された役者イメージが不整合を来たすことなどが多く、違 . . . 本文を読む