私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

大型バスの制動不良感のこと

2016-08-31 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 ある大型バス(セレガ9m)において、二人の運転手(AおよびB)の内、Aより制動が甘く感じるとの訴えを受けた、Bに聞くと、感じないという。  Aに云わせると、走り初めの冷えている内はそうでもないが、走行開始後の暖まってから、現象は生じるという。ブレーキシューの残量が十分であることは、バックプレートの点検ホールから確認済みであり、ペダルのストローク上も問題はない。このブレーキは、空油圧併用式(エア . . . 本文を読む

まったく運転モラルを欠くドライバーと教習機関(きせがわ自動車学校)のこと

2016-08-31 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 走行中の前方車が、右にも左に寄ることなしに、やおらブレーキを掛ける。なんだーと思っていると、直前で右ウインカーを出す。右にも寄ってないから、後方のクルマは、左側から追い越すこともできず、停止せざるを得ない。まったく、後方車に気を使わぬ自己本位の運転だと呆れることは度々だ。  だいたい、こういう右合図なしで先にブレーキを掛け減速すると、早まった後続車は追い越しを掛ける。そして、先行右折車との接触 . . . 本文を読む

プリウスPHVに関連して

2016-08-29 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 確か日経BPの情報だったと思うが、販売遅延となっているプリウスPHVについて、その理由がPHVで新たに採用される樹脂製バックドアの歩留まり悪化にありそうだという話である。  バックドアの断面を示す写真まで付いていて参考になるので添付するが、この様な大面積外板パネルでの樹脂採用は、既にマツダMPVのバックドアとかダイハツウェイクのボンネットなどで採用済みだ。いずれも、樹脂のアウター、インナーそれ . . . 本文を読む

プリウスCMの大嘘のこと(あくまで極一部のこと)

2016-08-28 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 またまたアナログとは離れるが、このグループは有益なコメントを戴けることもあり、あえてここに記す。  何処のカーメーカーも大なり小なり誇大な嘘八百を並び立て、さも高性能で高機能を歌い上げるのは常のことなれど、余りにも目に余ると感じつつも、誰も指摘しないからあえて記す。  新型プリウス(50系)だが、「路面に吸い付くような様な走り」と記しているが、50系の試乗はしてないがあのスペックや、従来の3 . . . 本文を読む

レーシングドライバーのこと

2016-08-27 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 映画「グラン・プリ」の特典映像の中で、当時のチャンピオンドライバー「グラハム・ヒル」(デイモン・ヒルの父)は、新人であった「ジャーキー・スチュワート」の「ミスしたがなんとか立ち直った」の言葉を聞いてこう云ったという。「それは君が限界まで攻めていなかったからだ」と。(つまり攻めが甘いと言いたいのだろう。)こと程かようにレーシングドライバーとは、限界を極めるし、一瞬のミスも許されない、つまり命取りに . . . 本文を読む

スポーツカー好きがなんでだろうなー

2016-08-27 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 自他共に認めるクルマ好き、中でもスポーツカーには心ときめく方だが、近々デリバリーされるホンダNSXには、「はあ、そうかね」程度の感心しかない。これは、過去のレクサスLFAでも感じたことだった。しかし、1990年の初代NSX(R32GTRも共に)の時には、早く実物を見たい、各メカニズムの詳細を知りたいと思ったものだった。その後、数年を経て、NSXにしろR32にしろ実物を短時間であるがドライビングす . . . 本文を読む

アルミ材ボデー板金加工のこと

2016-08-27 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 掲載写真はホンダの初の二輪グランプリ初優勝マシーンであるRC143だ。この初優勝は1961年のことだった様だが、この後ホンダを含めヤマハ、スズキ、その後カワサキと云った日本の二輪車は世界のレースを席捲して行ったのだった。  ところで、二輪車への思い入れはそれ程ではないものの、その時代のレーシングマシンとして感心を持つ。そんな中、このアルミカウリングの作りの悪さ(凹凸打痕の多さ)は気になってした . . . 本文を読む

レストアしてみたい日本車

2016-08-25 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 初代カローラ(KE10型)って相当な台数が販売されたハズだが、レストアなどして走り続けているクルマを見ることは稀だ。稀に見るそのシンプルな姿(特にリヤビューなど)は、小さいテールランプで、一見すると英車か?なんて思う程に新鮮にも感じる。  このクルマ辺りの年代になると、現代に比べ樹脂(プラスチック)の使用量が圧倒的に少ない。グリルや、インストルメントパネル(上部だけは樹脂のセーフティパット付き . . . 本文を読む

可愛さ薄れる様変わり

2016-08-23 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 好きなクルマで、一定ヒットしたオリジナルモデルのテイストを再生させた、リバイバルモデルというものがある。フォルクスワーゲン・ビートルしかり、ローバー・ミニ(リバイバルはBMWミニ)等のことを指す。何れのモデルも再生されてから既に2世代目以上のモデルチェンジを経て来ている訳だが、何故かオリジナルモデルの持っていた「可愛さ」みたいなものがだんだん薄れて行く様に感じるのは私だけだろうか。  時代は移 . . . 本文を読む

ハイドロプレーニング現象の実体験記

2016-08-21 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 ハイドロプレーン現象がなんたるかは、恐らくクルマ好きで一定のスキルのある方ならご存じだろう。しかし、実体験したかとなると、それ程多く居ないのかもしれない。  それは、およそ30年くらい前のこと、当時乗っていたクルマはワンダーシビック25iというFF車でのことだった。夏場の昼間のこと、突然の様に凄い勢いの豪雨となった。路面は舗装路で緩やかに登坂する直線路であり、速度80キロ程、更に穏やかに加速中 . . . 本文を読む

FFのLSD効果について

2016-08-20 | BMWミニ
 現在はFRもFFも、国産も輸入車もATしか選択の余地がないクルマが多い。そもそも、ヨーロッパなんか、MT比率が6割と聞くから、大型高級車でない限りMTの設定があるはずだ。それをインポーターの政策でAT(DSGなどの2ペダル含む)のみ正規輸入車としてしていることは不思議にも感じる。そんな中でも、BMWミニは、比較的MTが見つけやすいクルマだ。  しかし、FFでLSD付きとなると、なかなかお目に掛 . . . 本文を読む

ラブライブ・サンシャイン聖地巡礼?

2016-08-18 | 沼津そして伊豆周辺
 アナログとは離れるが、当方の感心薄いのだが「ラブライブ・サンシャイン」のTV放映がされだし、その舞台となる沼津市西浦地区は、多くのラブライバーたる聖地巡礼者?(若い男性が圧倒的)が目立つ。物語(アニメ)のメインとなる架空の高校「浦の星女学院」は、沼津市立長井崎中学だ。そこから、1km程に御津シーパラダイスや、2km程に淡島マリンパークといった水族館がある。写真の1番目は淡島山頂近くから写した長井 . . . 本文を読む

R53 で西伊豆スカイラインを飛ばす

2016-08-18 | BMWミニ
 お盆休みで観光地はラッシュだ。しかし、観光クルマの渋滞を対向車線に見ながら、西伊豆スカイラインを目指す。戸田峠から、西伊豆スカイラインへ。時刻は18時ぐらいだが、閑散としている。広めのタイトコーナーには、パワードリフトの跡がところどころにある。走り屋が結構来ていることを伺わせる。  今回乗って来た R53 だが、アッパーマウントがインシュレーターなしのため、低速では無茶苦茶ハーシュが悪いが、 . . . 本文を読む

ニッサンの新エンジン2種のこと

2016-08-17 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 他でも記したが、ルノーの子会社になった時点で終わったメーカーだと感じているニッサンであるが、2種の新エンジン開発が行われている様だが、あまり期待できない内容だと感じるが・・・。  その1だが、三菱を買収したニッサンであるが、三菱のエンジン開発力に不信を持っているということだろう。次期、軽自動車用エンジンは自社開発するとしていた。ところが、新エンジンは子会社である愛知機械で開発(製造も?)すると . . . 本文を読む