豊橋・タンクローリー下に押し込まれ追突事故
6/29に豊橋市の国道で生じたという合計7台が絡む追突事故だが、最後尾の大型トレーラーが原因者の様に見える。
この事故で驚くのは、タンクローリー車の後部から2台の乗用車が押し込まれ、下敷きになっているという状態である。多くの追突事故の事例を過去に見てきたが、高速道路の追突事故などで、大型車の後部から押し込まれた乗用車は、正にせんべいの様にという . . . 本文を読む
ルポルタージュ・損害調査員 その14【損保の組織構成と現実】
14回目のルポルタージュとして記したい。今回は損保の企業体制とか社風と云うことを中心に記してみたい。
現在、金融監督庁(旧大蔵省で省庁再編で金融庁と金融監督庁に分割された)管下に入る業種は金融業に区分けされ、具体的には銀行業、証券業、保険業(生保or損保)という担当分野に分かれている。金融監督庁の行政権限は極めて強く、なんからの問 . . . 本文を読む
工数策定にはさまざまな考え方がある(レーティングという思考例)
今回、共同で時間計測を行ったと云うことだが、どうやらその作業は会場を自研センターとして、作業者は自研センター職員が行ったそうだ。それを、日車協と損保協会側が時間計測する。
こういう時間計測というのは、競技会の時間を前提としてはならないことは理解できるだろう。つまり、ベテランで躊躇なく作業が追行できる程度なら良いが、正に競技会の精 . . . 本文を読む
今夏電力需給逼迫を嗤う
この夏、主に東京電力管内が多い様だが電力逼迫が危機だと東電はほざいている。確かに梅雨明けで熱い夏が続くことを見込んだり、ウロ戦争の関係で石油や石炭価格の高騰もあるのだろうと想像するが、11年前の東北大震災+東電福島原発1の大崩壊時の教訓をまったく反省していない東京電力の親方日の丸体質を改めて指摘しておきたい。
日本には地域別に9電力会社があるが、日本列島の富士川を境に . . . 本文を読む
PC代替検討中だが、どのタイミングを見計らうか?
実のところ、我がPCの代替を検討しているところなのだ。現在使用しているPCはCPUにインテルCore i7(860)というもので、2009年登場時、約10万円を投じた最新CPUだったものだ。基本スペックは駆動クロック2.8GHz、4コア、4スレッドというもので、プロセスルール(CPU内の微細回路線幅)45nmだ。
これ以前の、Core2に比べれ . . . 本文を読む
ルポルタージュ・損害調査員 その13【アジャスターという名称に関わる嫌悪】
13回目のルポルタージュとして記したい。
このことは、私の過去ログでも何度か記して来たのだが、私および私が見習うべきだと過去感じて来た一部諸先輩とも話してきた中で、このアジャスターという名称は現業に不一致だし、大げさだが嫌悪を感じるということでは意見は一致してきた。そういう意味でも,私は元アジャスターとしての表現に恣 . . . 本文を読む
火災事故 車両保険の対象だが・・・
車両保険では、契約時に特定した自動車(以下「被保険自動車」という。)が偶然な事故によって損害を受けたときに保険金が支払われるが、この「偶然な事故」とは、交通事故だけではなく、衝突、接触、墜落、転覆、物の飛来、物の落下、火災、爆発、盗難、台風、洪水、高潮など、あらゆる偶然な事故で、被保険者の過失によって発生した偶然な事故も含む。
と云うことで、車両火災すわ保 . . . 本文を読む
ルポルタージュ・損害調査員 その12【情報を見る聞く視点】
12回目のルポルタージュとして記したい。今回は情報を見る聞く視点ということで記してきたい。
世の戦いというべきか弱者が強者の中で生き延びて行くには情報という要素は欠かせない。この情報とは、ただそのことを知っていることが意味を持つ場合もあるし、ある情報が示すものが、ある意志決定権者の方向を示すという様な場合がある。国家とか企業における . . . 本文を読む
民意とはなんだろう
選挙が近づいていたが、多くの国民は何も変わりゃしないし、投票するだけムダと思っていると想像する。
かといって、現世国民の多くが、現在の政治のあり方に満足している何てことはまったくないのも事実だろう。つまり、口調は穏やかだが、何ら実行力が感じられない現首相、従前の長期政権首相は、未だにさまざまな影響力を行使し、今後隙あれば三選を狙う魂胆ありありだ。また、あの狂ったT女史など . . . 本文を読む
ルポルタージュ・損害調査員 その11【調査員としての電話対応】
11回目のルポルタージュとして記したい。
あなたの損保会社の損害査定部署において、電話の多い曜日とか時間帯などがあるだろう。現在は、休日夜間でも事故受付を集中して行う部門がどこの保険会社にも用意される様になったので、昔に比べれば集中度は低下したとはいえ、やはり通常であれば週末休み明けの月曜午前中などの電話は多いだろう。その他連休 . . . 本文を読む
新潟トヨタ不正車検の行政処分
この問題は本年4/1付けで新聞報道もなされていたが、今日現在でも国交省のWebサイトに公示なされていないのだが、新潟トヨタのWebサイトに処分内容が6月21日付けで公示なされているので書き留めておきたい。しかし、何故、こうも公示が遅れたのであろうか。
なお、再発防止策については、今までの例に漏れず、検査員に関わる権限とか発言力の強化という視点では一切の言及がなさ . . . 本文を読む
まったく山本太郎の節操のなさには呆れる
山本太郎氏の情熱には感心するところだが、こんなチンケなお笑い芸人(お笑い芸人すべてがそうではない、まともな方もいる)を、ただただ集客力があると見込んでの起用だろう。呆れてものがいえない。
ただし。間違っても自民、公明、維新、立民のエセ保守政党には投票するつもりなどない。これ以上日本を徘徊されてはまっぴらだ。
--------------------- . . . 本文を読む
藤沢武雄が予想したより遙かに激しい世の変化
藤沢武雄氏と聞いて知らない方も多いだろう。ホンダ技研の黎明期から大企業に育つまでの間、実質的にホンダの社長業を取り仕切った人物だ。ご存じの様に、ホンダは本田宗一郎氏が創業者だが、とんと商売に対する能力欠如を自覚しつつ、盟友として藤沢武雄氏を選択したのだった。
宗一郎氏曰く、「俺は会社の実印を使ったことがない」と断言する様に、企業組織本田技研は、藤沢 . . . 本文を読む
「侮蔑賞状って?」・呆れた企業があるものだ!
今朝、この報を見て「侮蔑賞状ってなんだ?」と訝ったのだが、こんなマンガみたいなことをやってる企業があること自体が信じかねる。
同社の橋本吉徳社長は「余興の域を越えていたと深く反省しております」との見解を示したと云うが、モラルの欠如というか、およそ人間性に相当な欠落がある人物だろうと思える。おそらく、オーナー社長なんだろうが、従業員に愛情を持つ何 . . . 本文を読む
ルポルタージュ・損害調査員 その10【調査員に求められる能力】
既にこのシリーズも10回目となったが、この損保調査員に求められる能力ということで記してみたい。
まず一番に求められるのは、保険約款に規定された各種要件に合致する間違い事実関係かを判断し、そのことを単なる疑わしいではなく、第三者に証明できる科学的および合理的な物証なりを示して説明できる能力であり、そのことを突き詰めるべく努力してい . . . 本文を読む