「検察庁を敵視は反社」 特捜検事の取り調べ 被告が「違法」と提訴
7/24(水) 14:05配信 朝日新聞デジタル
金融機関から融資金をだまし取ったとして、詐欺罪などで東京地検特捜部に逮捕・起訴された太陽光発電関連会社の社長(50)が24日、「黙秘権行使を告げたのに侮辱的な取り調べを受けた」として、国に1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。取り調べは録音・録画されており、訴訟では国にデータを提出するよう求めるという。
提訴したのは、太陽光発電関連会社「テクノシステム」(東京)の生田尚之・元社長で、2021年5~7月、太陽光発電事業への融資名目で複数の金融機関にうその見積書を提出するなどして、計約22億1500万円をだまし取ったなどとして逮捕・起訴された。初公判は開かれておらず、保釈も認められていない。
訴状によると、元社長は2回逮捕され、41日間で約205時間の取り調べを受けた。取り調べでは黙秘したが、検事は「黙秘したらええやん、損やけどな、黙秘」「検察庁を敵視するってことは、反社や」「破滅へ行きたいんかいな」などと発言したという。朝日新聞社
#検察庁を敵視は反社
7/24(水) 14:05配信 朝日新聞デジタル
金融機関から融資金をだまし取ったとして、詐欺罪などで東京地検特捜部に逮捕・起訴された太陽光発電関連会社の社長(50)が24日、「黙秘権行使を告げたのに侮辱的な取り調べを受けた」として、国に1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。取り調べは録音・録画されており、訴訟では国にデータを提出するよう求めるという。
提訴したのは、太陽光発電関連会社「テクノシステム」(東京)の生田尚之・元社長で、2021年5~7月、太陽光発電事業への融資名目で複数の金融機関にうその見積書を提出するなどして、計約22億1500万円をだまし取ったなどとして逮捕・起訴された。初公判は開かれておらず、保釈も認められていない。
訴状によると、元社長は2回逮捕され、41日間で約205時間の取り調べを受けた。取り調べでは黙秘したが、検事は「黙秘したらええやん、損やけどな、黙秘」「検察庁を敵視するってことは、反社や」「破滅へ行きたいんかいな」などと発言したという。朝日新聞社
#検察庁を敵視は反社