私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

道路維持管理の責任

2016-04-18 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
2年近く前に富山県の国道(156号)走行中に、倒れてきた立木に旧車の誉れ高いMF10がぺしゃんこに押し潰され、全壊大破し、運転者も負傷する事故が生じていたといいます。それがこの都度富山県(何故国道なのに国でないのか?)を相手に、道路の維持管理の不手際として3900万円の賠償を提訴したとのことです。

 だいたい、この手の道路維持の管理責任は、所管団体にあり、予測されない天変地異とか、異状が生じてから短時間に生じたるがため復旧が困難であった場合を除いては、管理不十分として賠償請求出来るし、司法の判断も賠償を命じるものが多くあります。

 それでも、中央道の笹子トンネル天井落下事故は、未だ道路公団は、金だけ取っておきながら、賠償していない様です。幾ら工事施工業社の責任に帰すからとはいえ、第一義的に賠償責任を負うのは道路公団のはずですが、とんでもない話です。

 今回のMF10全壊事故が、道路脇の立木の管理がどの様に判断されるか余談を許さないところであります。しかし、路面の穴ぼこをそのままに放置し、ホイールを曲げたとか、国、県、市などに賠償できる場合は結構あると思われます。

 関連することですが、私の自宅前はセンターラインのある幅員6m程の市道ですが、交通量が多いこともあり、路面が荒れてくると大型車が通ると振動が酷いものです。この10年近くに間に。その都度市役所に連絡して舗装の張替工事を行ってもらっています。


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