私の思いと技術的覚え書き

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横浜・京急踏切事故 その4

2019-09-07 | 事故と事件
 件の京急線踏切事故では、夜を徹して復旧作業が続けられている様です。事故電車の先頭車両もクレーン(恐らく80トンクラス2台での友釣り作業でしょう)で線路に戻す作業が行われ、牽引して整備工場へ移動したと思われます。

 報道では本日(9/7)昼頃には全面(あくまでの仮の暫定工事でしょうが)復旧が終わり、運行を再開すると報じられていますが、正に物量を最大限投入した必死の復旧活動でしょう。これら復旧に際し投入された人・物・金は、損害賠償として、事故を生じせしめた運送会社に請求されるでしょうが、休業損害も含め少なくとも数億の金額には達すると予想されます。

 ところで、昨日、この京急踏切事故と神戸暴走転落事故、それぞれの運送会社に、警察もしくは運輸局(支局)の臨時立入監査が行われている様です。事故の原因だけでなく当該社に関わる運輸関連のあらゆる落ち度を洗いざらい検査され、何が何でも欠点を見つけ出そうとすることでしょう。これはこれで致し方がないとは思うものの、これがリコール隠しや検査不正などでやり玉に上がった、三菱や日産だったらどうなのでしょうか。明らかに、杜撰な状態であったと結論されながら、処分は単なる「厳重注意」止まりというのが実態なのです。こういう実態を知ると、この国は法の元での平等ってものがあるのかと思わざるを得ないところなのです。


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