池袋暴走事故の地裁判決下る(禁固5年)
まあ、よくぞ執行猶予付き判決にならなかった(つまり禁固3年以下)という点では評価できる。
しかし、加害者は車両欠陥として無罪を主張していること、事故後1年を越えているのに民事賠償示談も済んでいないことを考えれば、当然の判決とも思える。
さらに、そもそも今次事故を、単純な業過傷として最高刑7年の求刑であったのだが、これには疑問を感じている。これは、加害者の速度は96km/hと認定しているが、拙人の分析によれば、120km/hと制限速度もしくは法定速度の2倍を超過しており、危険運転致死傷罪(最高懲役15年)の適用が妥当と考えているところだ。その速度の論拠は、以下のリンクの通り。
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/4edb65d21534ad46db49487e584ed561
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池袋暴走事故 飯塚被告に禁錮5年の実刑判決 「被告はブレーキとアクセルを踏み間違え、アクセルを踏み続けたと認定できる」東京地裁
9/2(木) 14:01配信 TBS系(JNN)
おととし、東京・池袋で親子を含む11人が死傷した事故の裁判で、東京地裁はさきほど、旧通産省工業技術院の元院長で90歳の飯塚幸三被告に禁錮5年の実刑判決を言い渡しました。
裁判長から禁錮5年の実刑判決を言い渡された飯塚被告は、車いすに座り、うつむいたまま聞いていました。
旧通産省工業技術院の元院長、飯塚 幸三被告(90)はおととし4月、東京・池袋で乗用車を暴走させて松永 真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)を死亡させたほか、あわせて9人にけがを負わせた罪に問われています。
裁判で飯塚被告は「アクセルとブレーキの踏み間違えはない」などと一貫して無罪を主張し、検察側は、「被告は不合理な弁解に終始し心からの反省を拒絶している」として過失運転致死傷罪の法定刑でもっとも期間の長い禁錮7年を求刑していました。
きょうの判決で東京地裁は「飯塚被告はブレーキとアクセルを踏み間違え、アクセルを踏み続けたと認定できる」として、飯塚被告に対し禁錮5年の実刑判決を言い渡しました。
遺族は、うつむきながら判決を聴き、時折、飯塚被告に目を向けていました。
まあ、よくぞ執行猶予付き判決にならなかった(つまり禁固3年以下)という点では評価できる。
しかし、加害者は車両欠陥として無罪を主張していること、事故後1年を越えているのに民事賠償示談も済んでいないことを考えれば、当然の判決とも思える。
さらに、そもそも今次事故を、単純な業過傷として最高刑7年の求刑であったのだが、これには疑問を感じている。これは、加害者の速度は96km/hと認定しているが、拙人の分析によれば、120km/hと制限速度もしくは法定速度の2倍を超過しており、危険運転致死傷罪(最高懲役15年)の適用が妥当と考えているところだ。その速度の論拠は、以下のリンクの通り。
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/4edb65d21534ad46db49487e584ed561
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池袋暴走事故 飯塚被告に禁錮5年の実刑判決 「被告はブレーキとアクセルを踏み間違え、アクセルを踏み続けたと認定できる」東京地裁
9/2(木) 14:01配信 TBS系(JNN)
おととし、東京・池袋で親子を含む11人が死傷した事故の裁判で、東京地裁はさきほど、旧通産省工業技術院の元院長で90歳の飯塚幸三被告に禁錮5年の実刑判決を言い渡しました。
裁判長から禁錮5年の実刑判決を言い渡された飯塚被告は、車いすに座り、うつむいたまま聞いていました。
旧通産省工業技術院の元院長、飯塚 幸三被告(90)はおととし4月、東京・池袋で乗用車を暴走させて松永 真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)を死亡させたほか、あわせて9人にけがを負わせた罪に問われています。
裁判で飯塚被告は「アクセルとブレーキの踏み間違えはない」などと一貫して無罪を主張し、検察側は、「被告は不合理な弁解に終始し心からの反省を拒絶している」として過失運転致死傷罪の法定刑でもっとも期間の長い禁錮7年を求刑していました。
きょうの判決で東京地裁は「飯塚被告はブレーキとアクセルを踏み間違え、アクセルを踏み続けたと認定できる」として、飯塚被告に対し禁錮5年の実刑判決を言い渡しました。
遺族は、うつむきながら判決を聴き、時折、飯塚被告に目を向けていました。