トヨタの不祥事続き【日本製鉄から特許権侵害で中国・宝山製鉄と共にトヨタも訴えられる】
この問題は、本ブログ8/11付けでも報じていたのだが、本来特許権を持つ技術を保持していた新日鉄住金(現在は商号変更で「日本製鉄」)が、同社社員の情報流失により特許権を侵害されたとして、宝山製鉄のみならず、それを購入し使用しているトヨタ自動車も訴えたということだ。
従前ブログ(再末尾にリンク)でも指摘していたことだが、何故トヨタはその様な不審な部材を、たぶんコスト安を念頭に調達していたのだろうが、今更何を抗弁しようにも言い訳にもならないことだろう。
このところ、ディーラーの不祥事だとか、上位職のパワハラだとか、筆頭サプライヤーたるデンソーの巨大数の燃料ポンプリコールなどを引き起こしているトヨタ自動車だが、ちょっと唯我独尊し過ぎた故の様にも思える。
だいたい、ジャストインタイムと威張るシステムも、ただただ自分とティア1サプライヤーの経費負担を、それより下層に押し付けるシステムであるという認識を強く持っているのだが・・・。
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トヨタ「大変残念」…日本製鉄がトヨタと中国の鋼鉄大手を特許侵害で提訴
10/14(木) 19:55配信 ドライバーWeb
日本製鉄は10月14日、電磁鋼板の特許を侵害されたとしてトヨタと中国の鋼鉄大手・宝山鋼鉄を相手に、それぞれに対して約200億円の損害賠償を求めた。さらにトヨタに対しては電磁鋼板を使用したモーターを搭載した電動車の製造・販売の禁止も申し立てている。
この事案に関してトヨタは声明を発表。その内容によると、「弊社(トヨタ)としては、本来、材料メーカー同士で協議すべき事案であると認識しており、弊社が訴えられたことについては、大変遺憾」としている。
トヨタでは、さまざまな材料メーカーとの取引にあたってその都度、特許抵触がないことを材料メーカーに確認するプロセスを丁寧に踏んでいるとしている。そして今回、宝山鋼鉄の電磁鋼板についても、取引締結前に他社の特許侵害がないことを確認ののち契約に至っているとのこと。
今回、日本製鉄からの指摘を受けて、トヨタはあらためて宝山鋼鉄に確認。宝山鋼鉄から「特許侵害の問題はない」と報告があったという。
トヨタの声明は、「長年に渡り、日本の自動車産業、また弊社のクルマづくりを支えて頂き、また弊社の大切な取引先であります日本製鉄が、ユーザーである弊社に対し、このような訴訟を決断されたことは、改めて大変残念に思います。」と締めくくられている。
電磁鋼板とは、特殊な製造プロセスによって鉄の磁石につく特性(磁気特性)を著しく高めた「高機能材料」で、発電所の発電機、電気機器や電動車・携帯電話の振動モーターなどの「鉄心(コイルの中にある鉄材、コア)」として広く使用されている材料。〈文=ドライバーWeb編集部〉
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トヨタの中国からの電磁鋼板の輸入不審
2021-08-01 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/5f645c64b27af5187ea9fb63245ff3d3
この問題は、本ブログ8/11付けでも報じていたのだが、本来特許権を持つ技術を保持していた新日鉄住金(現在は商号変更で「日本製鉄」)が、同社社員の情報流失により特許権を侵害されたとして、宝山製鉄のみならず、それを購入し使用しているトヨタ自動車も訴えたということだ。
従前ブログ(再末尾にリンク)でも指摘していたことだが、何故トヨタはその様な不審な部材を、たぶんコスト安を念頭に調達していたのだろうが、今更何を抗弁しようにも言い訳にもならないことだろう。
このところ、ディーラーの不祥事だとか、上位職のパワハラだとか、筆頭サプライヤーたるデンソーの巨大数の燃料ポンプリコールなどを引き起こしているトヨタ自動車だが、ちょっと唯我独尊し過ぎた故の様にも思える。
だいたい、ジャストインタイムと威張るシステムも、ただただ自分とティア1サプライヤーの経費負担を、それより下層に押し付けるシステムであるという認識を強く持っているのだが・・・。
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トヨタ「大変残念」…日本製鉄がトヨタと中国の鋼鉄大手を特許侵害で提訴
10/14(木) 19:55配信 ドライバーWeb
日本製鉄は10月14日、電磁鋼板の特許を侵害されたとしてトヨタと中国の鋼鉄大手・宝山鋼鉄を相手に、それぞれに対して約200億円の損害賠償を求めた。さらにトヨタに対しては電磁鋼板を使用したモーターを搭載した電動車の製造・販売の禁止も申し立てている。
この事案に関してトヨタは声明を発表。その内容によると、「弊社(トヨタ)としては、本来、材料メーカー同士で協議すべき事案であると認識しており、弊社が訴えられたことについては、大変遺憾」としている。
トヨタでは、さまざまな材料メーカーとの取引にあたってその都度、特許抵触がないことを材料メーカーに確認するプロセスを丁寧に踏んでいるとしている。そして今回、宝山鋼鉄の電磁鋼板についても、取引締結前に他社の特許侵害がないことを確認ののち契約に至っているとのこと。
今回、日本製鉄からの指摘を受けて、トヨタはあらためて宝山鋼鉄に確認。宝山鋼鉄から「特許侵害の問題はない」と報告があったという。
トヨタの声明は、「長年に渡り、日本の自動車産業、また弊社のクルマづくりを支えて頂き、また弊社の大切な取引先であります日本製鉄が、ユーザーである弊社に対し、このような訴訟を決断されたことは、改めて大変残念に思います。」と締めくくられている。
電磁鋼板とは、特殊な製造プロセスによって鉄の磁石につく特性(磁気特性)を著しく高めた「高機能材料」で、発電所の発電機、電気機器や電動車・携帯電話の振動モーターなどの「鉄心(コイルの中にある鉄材、コア)」として広く使用されている材料。〈文=ドライバーWeb編集部〉
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トヨタの中国からの電磁鋼板の輸入不審
2021-08-01 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/5f645c64b27af5187ea9fb63245ff3d3