私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

枯れ葉マークに思う

2008-12-11 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険

 高齢運転者標識として通称「もみじマーク」(俗称:枯れ葉マーク)の添付が75才以上の運転者に義務付けられる様になって、如何に高齢運転者が多いかが判ります。

 私などは、峠道でこれから勇んで飛ばすぞと思いながら、前方をこのマークの軽トラでも居たりすると、失礼ながら「まいったなー等と思ってしまう訳ですが・・・。

 ところで、この枯れ葉マークですが、無理矢理強制的に装着させるのは反対だという論議がありますが、私のまったく同様に思います。ただ、一律に75才以上だから云々というのは、あまりにも硬直化した考え方でもあると思うからでもあります。

 ところで、航空機の操縦には、運転免許証(機首毎)の他に、航空身体検査証明が必要とされるそうです。つまり、航空機の運航中に、心神喪失等の身体障害が起こる恐れがないかどうかという視点での、それなりの医学者の検査証明が必要なのだそうです。

 クルマの場合、近年安全性が向上したと云われてはいますが、未だ我が国の死者は5千人を超え、負傷者に至っては100万人のオーダーから微減の状態なのです。この様な状態で、高齢者の事故が増加している訳ですが、反応時間や動体視力を含んだ医学的検査を免許更新時に求めれば良いのではと思います。

 それと、その検査によって不適切となったクルマの使用者が、自らや身内の生活や生存に関わることを理由とする場合は、何らかの公的援助を与える必要があるのでしょう。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。