セレナ他でECOモーター出火恐れでリコール
旧モデルのセレナ他のアイドルストップ機構付きで、ECOモーターというのが使用されていて、それのベアリングシール性能不良を起因として、出火の恐れがあるというリコールだ。
対象車はH22年~H29年までの3車種で総台数277千万台というから膨大な数となるのだが、不具合件数(認知)が2400件ほど、事故件数としては火災5件、部分燃焼6件とかなり深刻なリコールだと感じるものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d5/72d9b6f3808e61a940ef23a71196cffa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/68/b1c1368f870f5ed7fd50bb1e1c0aef2f.jpg)
ここで、初めて知ったが、ニッサンで呼ぶECOモーターとは、従来のオルタネーターの替わりに装着されるものだということだ。つまりECOモーターと名付けられても通常走行時はオルタネーターとして発電して電力供給やバッテリー充電を行う。しかし、アイドルストップからの再起動では、逆にバッテリーからインバーター回路で3相交流を当該ECOモーターに与えて駆動して、ベルトを介してエンジンを再始動すると云うものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ec/8cc102df4f2d7940355905a78b14b4a5.jpg)
なお、アイドルストップはエンジンが温間時しか作動しないが、冷間時など通常の始動用に、従来のスターターモーターも装備されていると云うことだ。これは、冷間時には、オイル粘度とかエンジン始動時の駆動抵抗が大きく、このECOモーターの出力とかベルト駆動ではムリがあるということだろう。
それにしても、このECOモーターとは、従来のオルタネーターと多くの共通する構造を持っていると思えるが、何故ECOモーターでの軸受けベアリングのシール性が劣ってしまったのだろうか? 該当車の当該部品のサプライヤーは確かめていないが、恐らくオルタネーターを供給してきた日立系のメーカーではないだろうか。
しかし、リコール処置は対象車全車該当ECOモーターを取り替えるとしているが、個別コスト1万としても対象件数28万だと、総リコールコストは28億にもなる。これを車両メーカーとサプライヤメーカーで応分負担するのだろうが、なかなか大変だ。
旧モデルのセレナ他のアイドルストップ機構付きで、ECOモーターというのが使用されていて、それのベアリングシール性能不良を起因として、出火の恐れがあるというリコールだ。
対象車はH22年~H29年までの3車種で総台数277千万台というから膨大な数となるのだが、不具合件数(認知)が2400件ほど、事故件数としては火災5件、部分燃焼6件とかなり深刻なリコールだと感じるものだ。
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ここで、初めて知ったが、ニッサンで呼ぶECOモーターとは、従来のオルタネーターの替わりに装着されるものだということだ。つまりECOモーターと名付けられても通常走行時はオルタネーターとして発電して電力供給やバッテリー充電を行う。しかし、アイドルストップからの再起動では、逆にバッテリーからインバーター回路で3相交流を当該ECOモーターに与えて駆動して、ベルトを介してエンジンを再始動すると云うものだ。
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なお、アイドルストップはエンジンが温間時しか作動しないが、冷間時など通常の始動用に、従来のスターターモーターも装備されていると云うことだ。これは、冷間時には、オイル粘度とかエンジン始動時の駆動抵抗が大きく、このECOモーターの出力とかベルト駆動ではムリがあるということだろう。
それにしても、このECOモーターとは、従来のオルタネーターと多くの共通する構造を持っていると思えるが、何故ECOモーターでの軸受けベアリングのシール性が劣ってしまったのだろうか? 該当車の当該部品のサプライヤーは確かめていないが、恐らくオルタネーターを供給してきた日立系のメーカーではないだろうか。
しかし、リコール処置は対象車全車該当ECOモーターを取り替えるとしているが、個別コスト1万としても対象件数28万だと、総リコールコストは28億にもなる。これを車両メーカーとサプライヤメーカーで応分負担するのだろうが、なかなか大変だ。