高速バスの前に入り込み急ブレーキ、あおり運転の男に有罪判決…「悪質性高い」
2023/12/21 09:14 読売新聞
熊本市の九州自動車道で2月、バスにあおり運転をして乗客らを負傷させたとして自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)に問われた同市東区、会社員の男(60)に対し、熊本地裁は20日、懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役3年)の判決を言い渡した。
熊本地方裁判所
判決によると、男は2月5日、同市北区の九州道で車両の間を縫うように高速で走行中、前方に入ってきた高速バスを停止させようとパッシングや幅寄せをした。バスの前方に入り込んで急ブレーキをかけて衝突させ、運転手ら6人にけがを負わせた。
山口智子裁判官は「乗客に怖い思いをさせたあげく、非常に危険な犯行に及び、悪質性が高い」と指摘した。一方で、被告が謝罪の言葉を述べ、バス会社や被害者の1人に被害弁償が済んでいることなどから執行猶予付きとした。
2023/12/21 09:14 読売新聞
熊本市の九州自動車道で2月、バスにあおり運転をして乗客らを負傷させたとして自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)に問われた同市東区、会社員の男(60)に対し、熊本地裁は20日、懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役3年)の判決を言い渡した。
熊本地方裁判所
判決によると、男は2月5日、同市北区の九州道で車両の間を縫うように高速で走行中、前方に入ってきた高速バスを停止させようとパッシングや幅寄せをした。バスの前方に入り込んで急ブレーキをかけて衝突させ、運転手ら6人にけがを負わせた。
山口智子裁判官は「乗客に怖い思いをさせたあげく、非常に危険な犯行に及び、悪質性が高い」と指摘した。一方で、被告が謝罪の言葉を述べ、バス会社や被害者の1人に被害弁償が済んでいることなどから執行猶予付きとした。