今朝の富士です。
昨日と同様に大きな笠雲が掛かっており、今日も天気は秋晴れとは行かない様子です。
追記
今日のニュースから思う
①瀬戸内海の小島「青島」で猫の去勢
愛媛県に所属する瀬戸内海の小島は、俗称「猫島」と呼ばれる程猫が多い島ということらしい。最盛期800人居た島民も現在9名という典型的な過疎の島だ。これに対し、猫は900匹を超え、益々増えていくことから踏み切った処置らしい。やむを得ない処置と思えるが、駆除しないだけ良い。
我が町沼津でも、昔に比べるとノラ猫の数は激減したと思う。それでも地域でずいぶんと差があり、大雑把には魚の加工所などがある海辺の地域に多く生息している様だ。猫と異なり犬は、子供の頃けっこう野良犬を見たものだが、積極的な保健所なりの捕獲により、近年は野良犬を見ることは希有となった。ノラ猫も犬ほど積極的に捕獲はされていないが、魚加工産業の低下など餌の現象とか住環境の変化に伴い減って来ていることを感じる。このことで思い出す出来事がある。5年程前町内役員をやったことがあるが、ノラ猫の問題が論議された際のある他役員(女性)の発言のことだ。「ノラ猫が家の周りを徘徊し困ってる。庭に糞尿をまき散らされ、害獣だからすべて捕らえて処分して欲しい。」というような主旨だったと思う。我が家でも同様の糞尿の問題は経験していたが、全部捉えて除去しろという意見にはずいぶん過剰な意見と思った次第だ。それは、道を散歩し、ノラ猫が寝ていたり、歩き廻る姿を見て、心が安まる環境を感じて来たからでもある。そこで、論議では私は「ノラ猫は害獣でしょうか?」と質したのだが。綺麗好きで、何事も無機質な環境が好きそうな発言役員は悔しそうに睨み付けていたなぁ。
②東電 特別起訴問題の続報
既に一部既報している問題だが、副社長兼フェロー(最高技術責任者)の武黒一郎(東大卒)は、津波対策など業務執行権限はなかったと述べたと報道されているがとんでもないことだと思う。国会事故調(黒川清委員長(東大卒))の報告書によれば、東電は事故の何年も前に想定津波としての防波堤の低さを認識していたものであり、十分対策する余裕があったにも関わらず問題を先送りし、原子力保安院もそのことを容認し事故に至った人災だと結論付けているのだ。この東電という企業は、原発事故後に汚染土のために営業困難となったゴルフ場から営業損害の賠償訴訟を起こされた時、飛び散った汚染物は「無主物」(所有者のものでない物)だから賠償の責にないのだと主張している。この作文が仮に東電の雇った顧問弁護士のよるものだとしても、この様な倫理に欠けた主張をできる冷酷さを持つと云うことに呆れるしかない。なお、判決は「無主物」については触れずに回避し、汚染除去は地方自治体がやっているものだからして、東電に責はないとこれも明かな東電擁護のものだ。地方自治体および様々な関係者は、除染費用を東電に請求していると思うが、到底払いきれるものでなく、営業損や間接損害の一部は国費であがない、一部は無視されて泣き寝入りにされるのだろう。東電という電力業界の親分企業は解体すべきだし、改めて地震大国日本に原発は不要と思うところだ。
昨日と同様に大きな笠雲が掛かっており、今日も天気は秋晴れとは行かない様子です。
追記
今日のニュースから思う
①瀬戸内海の小島「青島」で猫の去勢
愛媛県に所属する瀬戸内海の小島は、俗称「猫島」と呼ばれる程猫が多い島ということらしい。最盛期800人居た島民も現在9名という典型的な過疎の島だ。これに対し、猫は900匹を超え、益々増えていくことから踏み切った処置らしい。やむを得ない処置と思えるが、駆除しないだけ良い。
我が町沼津でも、昔に比べるとノラ猫の数は激減したと思う。それでも地域でずいぶんと差があり、大雑把には魚の加工所などがある海辺の地域に多く生息している様だ。猫と異なり犬は、子供の頃けっこう野良犬を見たものだが、積極的な保健所なりの捕獲により、近年は野良犬を見ることは希有となった。ノラ猫も犬ほど積極的に捕獲はされていないが、魚加工産業の低下など餌の現象とか住環境の変化に伴い減って来ていることを感じる。このことで思い出す出来事がある。5年程前町内役員をやったことがあるが、ノラ猫の問題が論議された際のある他役員(女性)の発言のことだ。「ノラ猫が家の周りを徘徊し困ってる。庭に糞尿をまき散らされ、害獣だからすべて捕らえて処分して欲しい。」というような主旨だったと思う。我が家でも同様の糞尿の問題は経験していたが、全部捉えて除去しろという意見にはずいぶん過剰な意見と思った次第だ。それは、道を散歩し、ノラ猫が寝ていたり、歩き廻る姿を見て、心が安まる環境を感じて来たからでもある。そこで、論議では私は「ノラ猫は害獣でしょうか?」と質したのだが。綺麗好きで、何事も無機質な環境が好きそうな発言役員は悔しそうに睨み付けていたなぁ。
②東電 特別起訴問題の続報
既に一部既報している問題だが、副社長兼フェロー(最高技術責任者)の武黒一郎(東大卒)は、津波対策など業務執行権限はなかったと述べたと報道されているがとんでもないことだと思う。国会事故調(黒川清委員長(東大卒))の報告書によれば、東電は事故の何年も前に想定津波としての防波堤の低さを認識していたものであり、十分対策する余裕があったにも関わらず問題を先送りし、原子力保安院もそのことを容認し事故に至った人災だと結論付けているのだ。この東電という企業は、原発事故後に汚染土のために営業困難となったゴルフ場から営業損害の賠償訴訟を起こされた時、飛び散った汚染物は「無主物」(所有者のものでない物)だから賠償の責にないのだと主張している。この作文が仮に東電の雇った顧問弁護士のよるものだとしても、この様な倫理に欠けた主張をできる冷酷さを持つと云うことに呆れるしかない。なお、判決は「無主物」については触れずに回避し、汚染除去は地方自治体がやっているものだからして、東電に責はないとこれも明かな東電擁護のものだ。地方自治体および様々な関係者は、除染費用を東電に請求していると思うが、到底払いきれるものでなく、営業損や間接損害の一部は国費であがない、一部は無視されて泣き寝入りにされるのだろう。東電という電力業界の親分企業は解体すべきだし、改めて地震大国日本に原発は不要と思うところだ。