【回想】千頭への紅葉見物とＳＬの旅

【回想】千頭への紅葉見物とＳＬの旅
　これは２年前にＳＬと紅葉を愛でに遊山した大井川鉄道（金谷→千頭・往復）の記録だが、９月末の台風による大雨で土砂崩れを生じており、今日現在でも大井川鉄道は運行停止で、バスによる代行が行われている様だ。


　大井川鐵道は現在の日本でも数少ないＳＬを走らせてる路線だ。
　東海道本線から金谷で大井川鉄道へ枝分かれしているが、隣の駅となる新金谷から千頭までを一般鉄道（電車）に混じってＳＬが走っている。ということで、紅葉も見られるだろうと期待してＳＬの旅を楽しんでみた。

　ＳＬはＣ１１という比較的小ぶりな機関車で、見た目もキレイにレストアされている。なお、列車は、このＣ１１を目一杯働かせるのでなく、やはり相当古い電気機関車を従連して運行している様だ。

　やはりＳＬは石炭を燃やして走るということで、窓外を流れる煙が見え、時折狭く開けた窓から窓から煙が流れ込んで来る。是で目一杯力走していたら相当な煙なんだろうと思うが、電気機関車も従連し比較的に軽負荷で走行しているので、煤煙で難渋するという感じはまるでない。

　客車も古い車両で、天井に扇風機が並ぶ。網棚も、正に網だ。

　千頭に到着して、ところどころに綺麗な紅葉を見ることができた。なお、ここに古い客車が留置されていたが、案内板に津和野～新山口の案内表示がそのままになっていた。この大井川と同じくＳＬ運行を継続する山口から、ここ大井川鉄道に移送されてきた様だ。これから、ある程度加修されて。大井川で走り続けるのだろう。