三菱ふそうトラック・バスは。7/26、中、大型バスの車両床下前部の骨格部(フロントサスペンションアーム取り付け支持部)の腐食による無料点検(サービスキャンペーン)を広報した。
発錆による部材の腐食により板厚減肉による強度低下により、ロワアームが脱落してハンドル操作不能になる事故が既に8件、人身事故も3件生じているという。
対象車両が多人数が乗るバスであり、しかも大型車ということから、乗員の安全はもちろんのことと同時に、事故時の加害性も極めて大きなものであることを想定しなければならない。これら対象車両の内、2007年以前の前輪独立懸架車 14,788台について、使用者に直接コンタクトを取り、腐食点検の結果の把握を行ってきたというが、3,162台しか把握できず、内33台は運行停止が必要な状態(大きな腐食が生じていた)であったという。
この腐食の原因であるが、製造時の防食処理の不十分、水の浸入を防ぐシーリング処理や水溜まりの良くし防錆を防ぐ設計的考慮の不足など、製造時の問題が多々あることを想像させる。こんな重大な問題が、何故サービスキャンペーンなのか、既にリコールのレベルではないのかと感じるのであるが・・・。(国交省は真面目に指導せい。
追記
2017年2月14日になって、当然のことと思うが、三菱ふそうは該当バスのリコールを発表した。対象車両9,562台
ただし、11月現在になっても対策用部品の新作供給が遅延されている様で、関わるバスはリコールが完了しない状態である。
Yahooニュース:三菱ふそう、バス床下の腐食点検を呼びかけ…重大事故のおそれ
発錆による部材の腐食により板厚減肉による強度低下により、ロワアームが脱落してハンドル操作不能になる事故が既に8件、人身事故も3件生じているという。
対象車両が多人数が乗るバスであり、しかも大型車ということから、乗員の安全はもちろんのことと同時に、事故時の加害性も極めて大きなものであることを想定しなければならない。これら対象車両の内、2007年以前の前輪独立懸架車 14,788台について、使用者に直接コンタクトを取り、腐食点検の結果の把握を行ってきたというが、3,162台しか把握できず、内33台は運行停止が必要な状態(大きな腐食が生じていた)であったという。
この腐食の原因であるが、製造時の防食処理の不十分、水の浸入を防ぐシーリング処理や水溜まりの良くし防錆を防ぐ設計的考慮の不足など、製造時の問題が多々あることを想像させる。こんな重大な問題が、何故サービスキャンペーンなのか、既にリコールのレベルではないのかと感じるのであるが・・・。(国交省は真面目に指導せい。
追記
2017年2月14日になって、当然のことと思うが、三菱ふそうは該当バスのリコールを発表した。対象車両9,562台
ただし、11月現在になっても対策用部品の新作供給が遅延されている様で、関わるバスはリコールが完了しない状態である。
Yahooニュース:三菱ふそう、バス床下の腐食点検を呼びかけ…重大事故のおそれ