私の思いと技術的覚え書き

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書評、映画評など回顧録 001 クルマ好きの男性心理について

2019-08-17 | 論評、書評、映画評など
 今般、連続あおり運転で極めて粗暴な振る舞いをしたとして「宮崎文夫」が指名手配されています。間もなく捕まることと思いますが、以前に記した書評から引いた論評を元に、今回の此奴の素人精神分析をしてみたいと思います。

 まず、此奴はたぶん親の資産なのでしょうが、自己マンション管理のための会社「宮崎プロパティマネジメント」もしくは「オマス」なる企業経営者らしいですが、様は自己物件資産管理会社であり、何ら経営努力を要しない、ほとんど遊んで暮らせる良い身分のどら息子と見受けられます。そんな中、従前一部を紹介した此奴のインスタの写真内容を見ても、およそブランドものバックだとか輸入高級車だとか、人が羨む物品に感心を寄せていることが見て取れます。愚人も人に負けず劣らずクルマ好きですが、総てがクルマにしか感心を向けないということはありません。山を、海を、空を、富士山をとか、沼津の見たことないところとか、昔の人々の暮らしなど、絶えず感心は揺れ動きます。

 ここで、表題のクルマ好き(クルマに限らず特定のモノだけに執着することを含む)の男性心理ですが、それはフェチシズム(ある特定のモノに対する偏向異常執着愛)にあると、ある精神病理学者は述べています。なお、同精神病理学者は、次の様にも記しています。「一旦自らのクルマが他人から傷付けられようでもすれば、まるで自分自身が傷付いたかの様に思い、他者攻撃にまで発展する場合もある。これは。想像的自我にとって、その同一化となるクルマが自分自身として体験され、ナルシシック(自己愛)な自我にとって堪え難いことだからである。さらに、クルマを駆る男の心に生じる攻撃的な競争心こそ、その様なナルシシックな心理に支配された、幼児的な欲望の現れであることを知っておかねばならない。」と。

 今回の宮崎某は正に、このナルシシックな心理から来る、攻撃的競争心と幼児的願望が極度に強いのだろうと思えます。それと育ちが良すぎたのでしょうが、虚栄心(見栄張り屋)も相当に強く、常に廻りから羨望されたいと願い、また自らは睥睨したいと願っていたんではないでしょうか・・・。

クルマ好きの男性心理について 2011-08-30
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/2e1b6a610e9e1c6170532593eca548eb


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