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冤罪服役で20年の公訴時効としてホンダへの賠償請求棄却

2021-06-27 | 事故と事件
冤罪服役で20年の公訴時効としてホンダへの賠償請求棄却
 当初の冤罪事件は2015年7月22日に民家火災として発生する。裁判の結果、母親と内縁の夫の犯行として無期懲役刑が確定し収監されていた。

 その後、冤罪を主張する両名は再審の結果2,016年8月10日に無罪判決となり確定した。その後。母親は出火原因としてホンダフィットにあるとの主旨で、民事賠償を起こしたが、公訴時効の20年を経過しているとして却下されたという。

 果たして火災の原因がホンダ車にあるのかは別として、冤罪で20年服役させておいて、公訴時効を持ち出すことは、異常なことと感じる。もし、どうしても公訴時効が動かせないなら、そもそも冤罪を着せた国家賠償としてホンダに代わり国家が訴訟を受け取らねばならないと思える。

東住吉事件 wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BD%8F%E5%90%89%E4%BA%8B%E4%BB%B6

※この内容で、最高裁の5名の判事の内、主任判事となる滝井は当初から、両名の無罪を確信していたが、評決で多数意見とならなかった。滝井は反対意見を準備していたが、最高裁調査官の妨害で判決に採用されることなく、滝井の定年退官となり、残り4名の判事により有罪確定となった。

再審無罪の母、二審も敗訴 娘焼死、ホンダへ賠償請求 2020/10/16
https://www.youtube.com/watch?v=kNUxkyKut48


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