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ゴーン被告の逃亡供与で元グリーンベレー実刑判決

2021-07-19 | コラム
ゴーン被告の逃亡供与で元グリーンベレー実刑判決
 カルロスゴーンの海外逃亡を大型箱に入れ逃亡させた犯人隠避罪として、元グリーンベレーの親子2名が懲役2年(求刑・懲役2年10カ月)、息子のピーター被告(28)に懲役1年8カ月(同・懲役2年6カ月)の実刑の判決を言い渡されたそうだ。

 この件だが、私見だがカルロスゴーンの保釈請求を遮二無二に申請し通した弘中惇一郎弁護士と高野隆弁護士だが、今年早々に弁護士を辞任しているそうだが、この両名も保釈人たるゴーンの管理責任があると考えるのが普通じゃないだろうか。つまり、保釈だけさせて、何ら管理を怠っていた訳で、管理責任を問うべき起訴し裁判を受けてもらうべきじゃないかと思うところだ。

 だいたい、ゴーン逃亡後、弘中弁はガサ入れされて憤慨していたが、当然のことで、弁護士辞めれば良いと云うより、弁護士会は弁護士の強力な自治を目指すなら、弁護士会として除名するなり処分を行わなければならないのではないだろうか。

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ゴーン被告の逃亡を手助け 元グリーンベレーに実刑判決
7/19(月) 13:36配信 朝日新聞デジタル
 日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告(67)を2019年末に海外に逃亡させたとして、犯人隠避の罪に問われた米国籍の親子2人に対する判決公判が19日、東京地裁であった。楡井英夫裁判長は、米軍特殊部隊「グリーンベレー」元隊員のマイケル・テイラー被告(60)に懲役2年(求刑・懲役2年10カ月)、息子のピーター被告(28)に懲役1年8カ月(同・懲役2年6カ月)の実刑を言い渡した。

 起訴状によると、テイラー親子は19年12月29日、ゴーン元会長=会社法違反などの罪で起訴=が海外渡航禁止の条件で保釈中と知りながら、元会長を音響機器用の箱に隠し、関西空港からトルコ経由でレバノンに逃亡させたとされる。

■「日産にはめられた」 ゴーン妻から依頼受け

 公判で検察側は、マイケル被告が19年6月ごろに知人の紹介で元会長の妻キャロル容疑者(54)=偽証容疑で逮捕状=と会い、「日産にはめられた。このままでは無実の罪で刑務所に入れられてしまう。日本から連れ出してほしい」と依頼されたと指摘した。

 元会長は、保釈条件で弁護人から提供された1台の携帯電話以外を使うことを禁止されていたが、別の携帯でマイケル被告と連絡を取り、来日したピーター被告とは弁護人の事務所などで面会を重ねた。元会長側はテイラー親子に対し、逃亡前後に計約1億4千万円を送ったという。

 親子は公判で起訴内容を認め、「自分の行いを深く後悔している。日本の裁判所、検察、さらに日本の方々におわびしたい」と謝罪した。マイケル被告は逃亡を手助けした理由について、ゴーン元会長やキャロル容疑者から「日本で精神的に拷問を受け、監禁されている」と言われ、「かわいそうな人を助けるんだと考えていた」と語った。

■もう1人の逃亡支援者、いまだ身柄拘束されず

 検察側は「類例のない大胆な犯行で、職人的な熟達さが際立つ」と批判。弁護側は「逃亡はゴーン元会長が計画した」と主張し、親子が反省していることなども考慮して執行猶予を付けるよう求めていた。

 テイラー親子については米捜査当局が20年5月、日米間の犯罪人引き渡し条約に基づいて米国で逮捕し、親子は今年3月に日本に移送された。親子と一緒に逃亡を手助けしたとして逮捕状が出ている米国籍のジョージ・ザイエク容疑者(61)は今も身柄が拘束されていない。ゴーン元会長はレバノンに逃亡したままだ。(金子和史)


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