トヨタ出向者各地でパワハラ
添付の記事はトヨタディーラー内でのパワハラの実態を伝えるものだ。私が従前に聞いているトヨタ自動車本体から、ディーラーや保険会社およびその関係機関に出向している事例は、官僚と同じく今や数多あるのだが、その評判は総じて悪い。
その悪さとは、必ずしもパワハラまでに至らなくても、俺は大トヨタの者だという傲慢さや奢りが各所で見られるというものだ。
先日記した「トヨトミの逆襲」でも作者は、以下の様なことを記している。
トヨトミやトヨトミ関連会社の社員が目に見えて横柄な態度を取り始めたのは、2000年代の後半で、ちょうどトヨトミ家以外のサラリーマン社長の武田剛平以下3代が続いた後、大政奉還がなされ統一が社長になった頃と符合する。その中に、言葉として「うれしい」ということがある。例えば、協力会社が新しい技術や改善を伝えると「それはどこが嬉しいんですか?」と聞いてくる。つまり、何処がトヨトミにとって嬉しいのか、トヨトミにどんな利益があるのかという言い回しだという。それは、傲慢さや奢りが透けて見える言い回しなのだ。
また、先日の書評の繰り返しとなるが、今年生じた全国トヨタディーラーの短時間車検の取り扱いを巡る不正車検が露わになり一応の収束をみてはいるが、このトップダウンと配下が何も言えない権威主義というか忖度主義のことには何ら言及なされていない。ましてや、検査員の立場は国家の業務を代行するみなし公務員としての公平性が求められるのだが、今次解任された検査員解任という個人的行政処分を受けた検査員の総てが何も意見できなかったということに何ら触れていない公式謝罪文では、いずれこの問題は再発もするだろう。そして、この検査員の発言力を押し潰したのもトヨタ出向者や究極的は、トヨタ社長に権威が極端に集中する忖度思想の行き過ぎがあったと想像する。
添付の記事はトヨタディーラー内でのパワハラの実態を伝えるものだ。私が従前に聞いているトヨタ自動車本体から、ディーラーや保険会社およびその関係機関に出向している事例は、官僚と同じく今や数多あるのだが、その評判は総じて悪い。
その悪さとは、必ずしもパワハラまでに至らなくても、俺は大トヨタの者だという傲慢さや奢りが各所で見られるというものだ。
先日記した「トヨトミの逆襲」でも作者は、以下の様なことを記している。
トヨトミやトヨトミ関連会社の社員が目に見えて横柄な態度を取り始めたのは、2000年代の後半で、ちょうどトヨトミ家以外のサラリーマン社長の武田剛平以下3代が続いた後、大政奉還がなされ統一が社長になった頃と符合する。その中に、言葉として「うれしい」ということがある。例えば、協力会社が新しい技術や改善を伝えると「それはどこが嬉しいんですか?」と聞いてくる。つまり、何処がトヨトミにとって嬉しいのか、トヨトミにどんな利益があるのかという言い回しだという。それは、傲慢さや奢りが透けて見える言い回しなのだ。
また、先日の書評の繰り返しとなるが、今年生じた全国トヨタディーラーの短時間車検の取り扱いを巡る不正車検が露わになり一応の収束をみてはいるが、このトップダウンと配下が何も言えない権威主義というか忖度主義のことには何ら言及なされていない。ましてや、検査員の立場は国家の業務を代行するみなし公務員としての公平性が求められるのだが、今次解任された検査員解任という個人的行政処分を受けた検査員の総てが何も意見できなかったということに何ら触れていない公式謝罪文では、いずれこの問題は再発もするだろう。そして、この検査員の発言力を押し潰したのもトヨタ出向者や究極的は、トヨタ社長に権威が極端に集中する忖度思想の行き過ぎがあったと想像する。
