私の思いと技術的覚え書き

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エンジンノートのこと

2008-06-20 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険

 エンジンノート(音)のことですが、私の思い込みも含め、つれづれなるままに記して見ます。
 エンジンノートは、エンジン気筒数や2サイクル、4サイクル、ロータリー、ガソリン、ディーゼル等によって、またその稼働回転数によって相当に変化します。また、同じ気筒数でも、シリンダー配置すなわち直列型や水平対向、V型という様なもので変化します。このことは同じ4気筒エンジンでも、スバル車の水平対向エンジンの独特のエンジンノートのファンも多くいるはずです。
 また、同じシリンダー配置でも、クランク角度等によっても、音色は変化すると思います。すなわり、V6エンジンであれば、90度や60度等の違いがありますが、それぞれクランク角度は異なりますが、何れにしてもV型では点火間隔はイーブンファイアリング(等間隔爆発)ではなく、振動(発音)周波数も異なってくるためです。
 また、エンジン本体の音でなく、ギミックとして音を演出している場合もある様です。これはフェラーリ車で、独特のエンジン音がオルタネーターのファンの出す音だったと福野礼一郎の記事で知れたことですが。
 私の好きなエンジン音は、低回転では大排気量V8の醸し出すエンジンノートには魅力を感じます。アメリカンV8エンジンの、「ボ、ボ、ボ、ボ・・・」という低音の迫力あるエンジン音のことです。そして、高回転エンジンになるに従って、エンジンノートは周波数が上がって行き、甲高い音色となって行きますが、昨今のF1マシーンやモーターサイクルの様なあまりに甲高く乾いたノート(18千rpm前後)より、ある程度ウェットと感じられるノート(1万rpm程度まで)に痺れるのです。




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