私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

F1グランプリのこと

2008-08-27 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険

 今年もF1グランプリが10月12日に富士スピードウェイ(1966年開業)で開催されるそうです。昨年の同レースでは、悪天候もあったのでしょうが運営者側の不手際も多く、現在集団訴訟までが起こされている様です。(下記リンク)

 この富士スピードウェイでのF1グランプリ開催以前での日本でのF1グランプリは、鈴鹿サーキットで行われてきました。この鈴鹿サーキットですが1962年(昭和37年)に本田技研工業により設立されています。未だホンダが四輪車に進出しておらず、現在の様な押しも押されもせぬ大企業となる以前の頃なのです。という訳で、トヨタ自動車が8年前に落ち目のサーキットを金にもの言わせて買収した富士スピードウェイと鈴鹿サーキットでは、その運営スタンスや志には雲泥の違いがある様にも感じられます。なお、この鈴鹿サーキットですが、本田宗一郎氏の思いというよりも、僚友たる藤沢武夫氏の発案によるものであったと伝えられています。

 しかし、昨今の本田技研の運営ですが、プロダクションされるクルマに今一つ魅力が感じられませんし、F1グランプリでも鳴かず飛ばずが続き過ぎです。往年のホンダならではのパッションが感じられないのは残念なことです。


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