日野自動車 不正行為記者会見
本日、Youtube にて、今次の日野自動車の不正事案の記者会見の模様(1:50程)の動画が放映されており見ていて感じたことを記してみたい。
今回不正を行ったことが発覚した対象エンジンは、被告企業日野自動車によると、別添3種類だそうだ。
まず、感じたことだが、あくまで主観のことだが、トヨタから追い出される様にして日野移籍となった小木曽社長だが、なんと貧相な顔相なのだろうか。それに比べると、日野プロパーで社長から会長に押し出された下義生氏はマトモな誠実性と素直そうな顔相に見えということがある。個別の説明や、マスゴミ共からの質問に対する説明も、小木曽氏の説明が舌足らずさが垣間見える中で、適宜に補足する下義生氏の方が的確な説明を行ってたと感じた。
今回の記者会見で、幾つか不思議に思うところがあるが、そこに突っ込むマスゴミの追求はなかった。それは以下の様な問題だ。
①米国では輸出車のエンジンはディーゼルの規制が厳しく、35万キロ走行時(多分20万マイル相当)の排ガス劣化基準が満たせず、一時輸出停止後、2021年12月よりエンジンを米カミンズ社より調達している。これに先立ち、2018年11月に日野担当社員から米排ガス基線に抵触するという報告が出されていたということを触れている。となると、今次の日本での発表は、遅すぎやしないかという意見が出るのは当然だが、被告日野側は米国の件と今次の不正とは関係ないと云うのみで何ら説得力ある説明はないが、そこを突っ込むマスゴミは一人もいなかった。
②この①の疑問に対する質問はないが、日野被告側の下義生氏より、排ガス試験の35万キロ走行後の基準達成を劣化耐久試験というが、半年を超える(中型7ヶ月、大型10ヶ月)長期間を要するもので云々で誤魔化していると受け取った。
③今次の不正は誰の行いその管理者として防げなかったかというもっとも肝要となる疑問については、開発部門と試験部門が同一部門だったということのみ(既に別部門として改組済み)で、誰がやらかし誰がそれを見逃したのか黙認したのかという様な説明は一切なかった。
③私が質問者だったら、トヨタ側からの移籍者がリーダーとなり、その権力を振り回す余り、今次の様な不正がなされたという側面はなかったのかという質問をするのだが、そういう質問をするものはなかった。しかし、不思議だと思うが、この質問者共のメディアでも、トヨタから送り込まれた権力者が、ムリ筋なことを繰り返しているはずだと想像されており、質問者がそのことを思い当たらないはずがないのだが、そういう質問が露出することがないのが、そもそもトヨタの権力を示すことだが。
④これも私が質問者だったら質問したと思うが、今次の不正の発覚は自社点検で発覚したという説明だが、今一つ不自然と感じる。誰か社員のコンプライナンス窓口もしくは監督官庁の不正通報が切っ掛けとなったのではないのか。この程度のことも質さない者はジャーナリストやらないで欲しい。
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排ガス・燃費試験で不正 日野自動車緊急会見【ノーカット】
37,964 回視聴 2022/03/04 にライブ配信 (社長と会長)
https://www.youtube.com/watch?v=xR0PuZG6-Xk
#日野自動車の不正事案記者会見から感じること
本日、Youtube にて、今次の日野自動車の不正事案の記者会見の模様(1:50程)の動画が放映されており見ていて感じたことを記してみたい。
今回不正を行ったことが発覚した対象エンジンは、被告企業日野自動車によると、別添3種類だそうだ。
まず、感じたことだが、あくまで主観のことだが、トヨタから追い出される様にして日野移籍となった小木曽社長だが、なんと貧相な顔相なのだろうか。それに比べると、日野プロパーで社長から会長に押し出された下義生氏はマトモな誠実性と素直そうな顔相に見えということがある。個別の説明や、マスゴミ共からの質問に対する説明も、小木曽氏の説明が舌足らずさが垣間見える中で、適宜に補足する下義生氏の方が的確な説明を行ってたと感じた。
今回の記者会見で、幾つか不思議に思うところがあるが、そこに突っ込むマスゴミの追求はなかった。それは以下の様な問題だ。
①米国では輸出車のエンジンはディーゼルの規制が厳しく、35万キロ走行時(多分20万マイル相当)の排ガス劣化基準が満たせず、一時輸出停止後、2021年12月よりエンジンを米カミンズ社より調達している。これに先立ち、2018年11月に日野担当社員から米排ガス基線に抵触するという報告が出されていたということを触れている。となると、今次の日本での発表は、遅すぎやしないかという意見が出るのは当然だが、被告日野側は米国の件と今次の不正とは関係ないと云うのみで何ら説得力ある説明はないが、そこを突っ込むマスゴミは一人もいなかった。
②この①の疑問に対する質問はないが、日野被告側の下義生氏より、排ガス試験の35万キロ走行後の基準達成を劣化耐久試験というが、半年を超える(中型7ヶ月、大型10ヶ月)長期間を要するもので云々で誤魔化していると受け取った。
③今次の不正は誰の行いその管理者として防げなかったかというもっとも肝要となる疑問については、開発部門と試験部門が同一部門だったということのみ(既に別部門として改組済み)で、誰がやらかし誰がそれを見逃したのか黙認したのかという様な説明は一切なかった。
③私が質問者だったら、トヨタ側からの移籍者がリーダーとなり、その権力を振り回す余り、今次の様な不正がなされたという側面はなかったのかという質問をするのだが、そういう質問をするものはなかった。しかし、不思議だと思うが、この質問者共のメディアでも、トヨタから送り込まれた権力者が、ムリ筋なことを繰り返しているはずだと想像されており、質問者がそのことを思い当たらないはずがないのだが、そういう質問が露出することがないのが、そもそもトヨタの権力を示すことだが。
④これも私が質問者だったら質問したと思うが、今次の不正の発覚は自社点検で発覚したという説明だが、今一つ不自然と感じる。誰か社員のコンプライナンス窓口もしくは監督官庁の不正通報が切っ掛けとなったのではないのか。この程度のことも質さない者はジャーナリストやらないで欲しい。
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排ガス・燃費試験で不正 日野自動車緊急会見【ノーカット】
37,964 回視聴 2022/03/04 にライブ配信 (社長と会長)
https://www.youtube.com/watch?v=xR0PuZG6-Xk
#日野自動車の不正事案記者会見から感じること