私の思いと技術的覚え書き

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至近の国宝を眺める

2020-01-25 | 沼津そして伊豆周辺
 昨日のこと、昼過ぎの業務終了後の職場からの帰途、僅か数キロ程にある国宝(運慶作仏像五体)がある「願成就院」という寺を訪問してみた。

 駐車場へクルマを入れ、通り過ぎる道すがら、梅が綺麗だし、背景の寺院とのアンサンブルも良い。

 「願成就院」の運慶作仏像五体は大御堂という正面建物に安置されている。大きな灯籠が両脇を固める良きたたずまいだ。大御堂内は撮影禁止なので、同寺のHPより切り取った写真を掲載しておく。

 大御堂の隣にはかやぶき屋根の建屋があるが、これが本堂だそうだ。なお、大見道内には、かつての願成就院を中心とした、周辺の塔だとか建屋や、庭園としての大池などのジオラマらしき体の展示がある。これを見ると、往時の境内面積は、現在の何倍も広い、大伽藍であったことが理解できた。





補足
 願成就とは何を願ったのか?ということだが、鎌倉幕府を作り上げた源頼朝(みなもとのよりとも)の妻である北条政子の父親たる北条時政が、頼朝の奥州攻めの成功を祈って建立した寺院だ。北条家の氏寺でもあるそうだ。

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