トヨタ・HVインバーターリコール(今年6月・ノア・ボクシー・シエンタ、アクア、プリウスα他)
既に今年6月のことだが、トヨタのHV車で要となるインバーターが、結構多くの車種でリコール対象(製作期間の全体の範囲:令和 2年11月27日~令和 3年 4月14日 (総対象台数計 24,162台))となっており、リコール届出公示によると不具合件数(認知)が385件とある程度多い。ただし、この期間で最量販車の、プリウス50が対象となっていないが、もしなっていたら倍以上の対象台数となっていただろうと思える。
リコール原因としては、届出の内容からはインバーター内部の問題として、「電力変換モジュール制御基板の電気ノイズ耐性不足により、高電圧回路の電圧変動で発生する電気ノイズを電源制御回路が異常と誤検知し瞬間的に停止する場合がある。そのため、電源電圧が一瞬低下して、
エンジン警告灯の点灯とともに、一時的な動力損失が発生するおそれがある。」と記されている。
ここからは想像だが、多車種のインバーターで、総てが同じ共通部品ではないだろうが、内部の基板などに、共通する部分があったと云うことだろうと思える。そして、IGBTとか、素子の問題と云うより、多層基板の基板設計もしくは製造に問題があったのではないだろうか。
参考まで、過去プログでプリウスインバーターの中身を紹介した記事を紹介しておきたい。
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プリウス・インバーターの中身
2020-08-10 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/7a8152636abde090e74a326cfc28ceb4
既に今年6月のことだが、トヨタのHV車で要となるインバーターが、結構多くの車種でリコール対象(製作期間の全体の範囲:令和 2年11月27日~令和 3年 4月14日 (総対象台数計 24,162台))となっており、リコール届出公示によると不具合件数(認知)が385件とある程度多い。ただし、この期間で最量販車の、プリウス50が対象となっていないが、もしなっていたら倍以上の対象台数となっていただろうと思える。
リコール原因としては、届出の内容からはインバーター内部の問題として、「電力変換モジュール制御基板の電気ノイズ耐性不足により、高電圧回路の電圧変動で発生する電気ノイズを電源制御回路が異常と誤検知し瞬間的に停止する場合がある。そのため、電源電圧が一瞬低下して、
エンジン警告灯の点灯とともに、一時的な動力損失が発生するおそれがある。」と記されている。
ここからは想像だが、多車種のインバーターで、総てが同じ共通部品ではないだろうが、内部の基板などに、共通する部分があったと云うことだろうと思える。そして、IGBTとか、素子の問題と云うより、多層基板の基板設計もしくは製造に問題があったのではないだろうか。
参考まで、過去プログでプリウスインバーターの中身を紹介した記事を紹介しておきたい。
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プリウス・インバーターの中身
2020-08-10 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/7a8152636abde090e74a326cfc28ceb4