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悲しいかな岸田総理

2021-10-12 | コラム
悲しいかな岸田総理
 内閣閣僚とは例えて見れば、企業の役員で、官僚の事務次官とは実務担当者の最高峰である部長というのに相当する。

 法令上は、与党首班に選挙で指名されれば首相となり、内閣組閣についての人事権は首相にある訳だが・・・。

 たぶん、岸田首相は、幹事長の甘利氏も、副総理の麻生氏も、ましてや財務大臣の鈴木氏も、積極的に自らの意志で選任した訳ではなかろう。そこは、マスゴミが伝える如く3aたる、安倍、麻生、甘利を始めとする自民権力集団および公明党の意見も聞き、あるいはそれらに忖度する人事をせざるを得なかったことは理解できるところだが、そこが過度にでてしまうところが自民党という組織の限界だろう。

 しかし、組閣直後に、部長クラスたる現業部隊の最高官僚から、総理発言をまともに非難され、その部署の役員相当の鈴木財務大臣からも、鈴木氏の発言を擁護するとなると、とてもこの組織の行く末の末路は見えざるを得ないと云うことだろう。

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【速報】鈴木財務相は矢野財務次官を擁護 「バラマキ合戦批判」
10/12(火) 10:38配信 TBS系(JNN)
 財務省の矢野事務次官が、月刊誌で自民党総裁選などの政策論争が「バラマキ合戦」だと批判したことについて、鈴木財務大臣は、基本的に政府の方針に反していないなどと述べました。

 矢野次官は寄稿の中で、規模ありきの経済対策や一律の現金給付を批判していました。

鈴木俊一財務相
「事前に麻生前大臣の了解を取って行われたものでありますし、また寄稿を行うことにつきましては、私につきましても出版前に報告がありまして、手続き面においても問題はないんだと、こういうふうに思います。内容については今までの政府の方針に基本の部分において反するようなものではないと」鈴木大臣はこのように述べ、寄稿に問題がないとの認識を示しました。

 一方、経済対策を担当する山際経済再生担当大臣は、緊急事態を乗り越えるために、
思い切った財政出動が必要だということについて、意見したものではないと認識していると述べました。


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