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ホンダが50ccバイクを生産終了! 原付は排気量から出力規制へ!

2024-07-01 | コラム
ホンダが50ccバイクを生産終了! 原付は排気量から出力規制へ! 新規格のPCXとかシグナスとか出るのか?
2024.07.01 00:02 情報提供:ベストカーWeb

別れは突然やってきた。ホンダが50ccバイクを生産終了すると報じられたのだ。いったいなんでそうなって、これからなにが、どのように変わるのか? 分かりやすく整理してみた!

文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ、警察庁、Adobestock

ホンダが50ccバイクを生産終了! 原付は排気量から出力規制へ! 新規格のPCXとかシグナスとか出るのか?

■そもそもなんで50ccは消えるのか?

海外では50ccのスクーターはほとんど絶滅危惧種だ(Ralfik D@Adobestock)

そもそもなんでこうなったのか。それには2輪業界のグローバル化が絡んでいる。オートバイはコスト的な制約が強く、エンジンやフレームをグローバルに共用化することでその壁を乗り越えている。

ところが50ccという排気量のエンジンは、いまや日本にしか存在しないガラパゴス規格だ(正確には欧州のモペッドがあるがほぼ自転車扱い)。つまり日本だけでしか売れないので量産効果が期待できず、1台あたりのコストが割高になるというわけ。

そこへトドメの一撃が押し寄せた。それが令和2年排ガス規制だ。この規制は、現時点で世界一厳しい欧州のEURO5とほぼ同等の内容なのだが、こいつをクリアするには高度な技術改良を加えねばならない。当然、バイクの値段を押し上げてしまうわけだ。

ところが、通勤や通学の重要な手段である原付スクーター(日本の2輪の4割以上!)は、おいそれと値段を上げるわけにはいかない。やむなく国土交通省は、令和2年排ガス規制の適用を、50cc(=原付1種)については3年間猶予すると決めたのだが、その期限が、2025年10月末に訪れるのだ。

#ホンダが50ccバイクを生産終了! 原付は排気量から出力規制へ!

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