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原則としてタレント議員を選ばないこと

2021-07-21 | コラム
原則としてタレント議員を選ばないこと
 ここで云うタレントとは、テレビによく出るタレント(俳優や歌手、キャスターなど含む)、評論家、文化人(作家含む)と呼ばれる者達を含む、何れにしても世の知名度が高い者達を前提としてのことだ。

 この者達は、例え政治的な理想や理念が欠落してようが、その知名度の高さだけを利用して、選挙には有利に働き、国会議員や各地の知事や市長などの首長に選出されている事例があるが、極めて残念な事態だと思っている。

 過去も現在も含め、ここで上げたタレントとしての政治家を記憶の範囲で列記してみよう。

石原慎太郎(一応作家らしい)、横山ノック(漫才家)、野末陳平(放送作家タレント)、宮田輝(NHKアナ)、山東昭子(女優タレント)、高橋圭三(NHKアナ)、アントニオ猪木(プロレスラー)、舛添要一(中途半端な学者崩れ)、大仁田厚(プロレスラー、田嶋陽子(タレント歌手)、大橋巨泉(TV作家キャスター)、西川きよし(漫才屋)、森田健作(俳優)、東国原英夫(クズタレント)、橋本聖子(スポ選手)、田中康夫(作家らしい)、山本太郎(俳優タレント)、など、まだまだあるのだろうが記憶の範囲で上げた。

 総論を断定すれば、極一部を除いてだが、およそ政治家に求められる資質は掛けており、政治家としては居ても居なくてもまったく影響力のないクズというべき者が90%を占めているのではないだろうか。

 特に、クズは相手にもしないが、石原慎太郎と田中康夫の両名だけは、多少は影響力を与えた点で、以下に触れておきたい。

石原晋太郎
 私見だが正直好きになれなかった政治家だ。それなりの保守的理想は持っていた様だが、如何にも傲岸不遜で威張り散らし、選挙の際は「石原裕次郎の兄でございます」てんだから、笑っちゃう政治屋だ。そして、何よりも威張り散らすが、結構コンプレックス強く、同年代の三島由紀夫のことをこき下ろす言論がそのことをうらずける。作家だというが、結構本は読む方だと自負するが、こんなクズの本を読む気にもなれない。

田中康夫
 この方も作家だが、著書を読んだことはない。年齢も私に近く、長野県知事時代に勤める某社の長野支店が県庁舎から極近く、例の硝子張り知事室を野次馬思考で見に行った記憶を思い出す。今般、横浜市長選に立候補するそうで、昨夜もYoutubeで会見の様子を聞いていたのだが、結構頭も良いし現在の自民党政治屋とか現内閣より、かなり誠実な政治を行うだろうとは思う。ただし、懸念は例のガラスの知事室じゃないが、形だとか見栄に先走る気風が引っ掛かる男だ。

 と、タレント政治屋をこき下ろして来たのだが、山本太郎(令和新選組党首)が、現在各地でゲリラ的に繰り広げている周知活動については、何度かYoutubeで眺めて来たが、既に数年この活動を続けてきた実績、広く弱者や生活困窮者を救おうという思想、消費税撤廃など、その理論的な施行可能性を説明するなどの自己勉強をしていることなど、この方には政治家に求められる基本的資質を持つホンモノとして見ている。タレント政治家は、それ自体を否定するが、例外としてこの方は、応援する価値ある人物を信じるに値すると思っている。


追記
田中康夫の件で、先日の横浜市長立候補会見での内容で書き忘れたので追記しておきたい。

記者からの質問で、過去に大阪維新の会に所属していた件について問われると、「私の黒歴史です」と素直に認めた。これが多くの傲慢政治家(スガみたいな奴と考えて良いだろう)だと、理屈にもならないことを並べ建て、論理なき返事で誤魔化そうとする。そういう点では、正直な思想を持っていると云えるだろう。


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