当ブログの昨年11月4日付け「興味あるHP&ブログ紹介のこと」で触れた、H18年3月3日に発生した、路外から右折進入したスクールバスと幹線路を直進中の白バイの交通死亡事故の続報です。この事故には、停止していたとされるスクールバス(ABS付き車)に約1mの制動痕があるとか、乗員の生徒多数の急制動はしていないという証言がありながら、スクールバスが進行中の事故であったと高知地裁で認定されるに至る事件です。その後、高裁でも控訴棄却となりましたが、驚くべきことに、この8月20日の最高裁でも控訴棄却となり、再審理もなされぬまま門前払いとなってしまいました。
柳原三佳さん達の個人的ブログ等での論評はともかく、KBS瀬戸内海放送という報道機関で、繰り返し疑問点が提議されているのも関わらず、最高裁の判事達はそんな世間の声はまったく無視なのでしょうか。これだけの不自然さがありながら再審理もしないとは、正に正義は何処にあるという大変なことであると感じます。
ところで、近く衆議院議員選挙が行われることとなるのでしょうが、同時に最高裁判事の審査が行われます。憲法の規定で、国民の多数の不信任があるときは罷免されることになってします。是非、投票に行きたいものだと感じます。なお、今回の上告を棄却した最高裁判所第二小法廷の裁判官の名前は次の通りだそうです。
- 裁判長裁判官 津野 修
- 裁判官 今井 功
- 裁判官 中川 了滋
- 裁判官 古田 佑紀
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