この話題は以前にも「繰り返し見る本や映画」ということで記しています。先の記事で記したなんだか良く判らない昨夜の宴会で、初めて懇談する方と愛読書のことがちょっと話題になりました。
その方曰く、「龍馬がいく」や「峠」がいいよねと。私は、それらの何れも読んでいますが、司馬さんも大変良いけど、今は池波正太郎さんですよと答えたものです。
実際、このところ夜の暑さで寝付かれずに、枕元近くにある「剣客商売」(けんかくしょうばい)を順序不作為に再読しているのでが、正直大変面白いのです。
この秋山小兵衛(こへい)が物語りは、齢70近くとなるスーパー剣客小兵衛を中心に、息子、大二郎、その妻三冬、小兵衛の妻おはる、御用聞きの弥七等々、多彩な個性ある人物が登場し、物語も巧みにぐいぐいと読者を引き込んでいくのです。
池波さんの代表作には、この「剣客商売」の他に「鬼平犯科帳」や「仕掛け人梅安」などがありますが、それらの何れもテレビドラマ化されていますから、本を読んでなくともファンは多いことと思います。しかし、本ならではの楽しさということを感じます。例えば登場人物の顔や姿形は頭の中に生み出されますから映像化により違和感を生じることはありません。
さあて、筆者は死ぬまでに後何回、池波作品の再読を繰り返すのでしょうか。
その方曰く、「龍馬がいく」や「峠」がいいよねと。私は、それらの何れも読んでいますが、司馬さんも大変良いけど、今は池波正太郎さんですよと答えたものです。
実際、このところ夜の暑さで寝付かれずに、枕元近くにある「剣客商売」(けんかくしょうばい)を順序不作為に再読しているのでが、正直大変面白いのです。
この秋山小兵衛(こへい)が物語りは、齢70近くとなるスーパー剣客小兵衛を中心に、息子、大二郎、その妻三冬、小兵衛の妻おはる、御用聞きの弥七等々、多彩な個性ある人物が登場し、物語も巧みにぐいぐいと読者を引き込んでいくのです。
池波さんの代表作には、この「剣客商売」の他に「鬼平犯科帳」や「仕掛け人梅安」などがありますが、それらの何れもテレビドラマ化されていますから、本を読んでなくともファンは多いことと思います。しかし、本ならではの楽しさということを感じます。例えば登場人物の顔や姿形は頭の中に生み出されますから映像化により違和感を生じることはありません。
さあて、筆者は死ぬまでに後何回、池波作品の再読を繰り返すのでしょうか。